インプラント

無料相談

Menu

インプラントの費用

費用の安いインプラントについて

20年以上前はインプラント1本あたり100万円を超えるものもありましたが、昨今ではインプラントの相場も落ち着いてきました。
インプラントの平均的な費用は1本あたり50~100万円と言われていますが、それでも割高感を感じる方も多いと思います。
費用は安いに越したことはありませんが、いくらが安いインプラントなのでしょうか?
安いインプラントは何か問題があるのでしょうか?
ここでは費用の安いインプラントについて解説しています。

危険な「1本〇〇円からのインプラント」

「インプラント1本20万円から!」などと安さを売りにしている歯科医院をみかけますが、実際はどうなのでしょうか?

まずはじめに「インプラント」というのは骨の中に埋めるネジの部分だけを指します。
土台となるアバットメントと呼ばれるパーツや人工歯(上部構造)などは「インプラント」ではありません。
確かにインプラント(ネジの部分のみ)は〇〇円からだけど、他のパーツ代は別にかかるよという意味です。
検査代、手術代、薬代、被せもの代などを合算していくと、大して安くない場合が多いのです。

一方で、全てコミコミで1本20万円という医院も確かに存在します。
それではこの医院は安心なのでしょうか?

そうとは一概には言えません。

インプラントの手術を行うための設備というのは非常に高額です。
歯科用CTだけで数千万円かかり、インプラント専用オペ室だけでもそれ以上の金額がかかります。
無菌ルームや手術専用の無影灯など、ちゃんとインプラントをするならば設備費用は数億円に達することもあります。

1本20万円のインプラントでは設備費用の回収は難しく、どこかにしわ寄せがくる計算となります。

それではどこで採算をとるのでしょうか?

何かを妥協するしかなくなってくるのです。

例えば、
●実績のないインプラントを使用
激安インプラントとしてよく使用されているのは国産のインプラントです。
日本人であれば国産と聞くと安心してしまう方がいるかもしれません。
しかしインプラントは海外が発祥で、海外で成長した技術なのです。
残念ながら国産インプラントは非常に遅れているのです。
海外製のインプラントは多額の開発費用を投資し製造されているので、どうしてもコストが高くなってしまいます。

もしくはストローマン社などのコピー製品なども存在します。
海外から個人輸入し使用しているのが実態です。
メーカーの保証がない恐ろしいインプラントなのです。

●海外などの安い工場で製作
インプラントの人工歯などを海外で製作し、日本に送る方法もあります。
納期はかかるのですが、圧倒的に安く製作することが可能です。
どんな原料を使用しているのか分からず、もちろん保証もありません。
日本でも激安工場というのもありますが、上手く適合しない、明らかに色がおかしい、すぐに壊れるなどのトラブルを引き起こしやすくなっています。

●技術的と実績がない
美容室などの技術者と似ているかもしれません。
技術や実績がある方が施術する場合、追加で指名料や技術料が発生します。
自分の技術を研鑽し努力している技術者であれば、自分の技術を安売りすることはありません。
その技術を習得するまでに時間や費用、労力がかかっているからです。

安いインプラントは良心的ということではありません。

安い理由がちゃんとあるのです。

費用の安いインプラントは存在しないのか

まともなインプラントであれば激安というのは難しいのが現状です。

しかしながら世界的にインプラントの需要は増え続け、一人でも多くの方にインプラントの良さを実感して頂けるよう、製造メーカーが努力をしているのも事実です。

この度、世界シェア№1、スイスのストローマン社から価格を抑えたインプラントが発表されました。
このインプラントは「ネオデントインプラント」と呼ばれ、ストローマン社のセカンドラインのインプラントとして位置づけられています。
最高品質の「ストローマンインプラント」はスイスの工場で製造され、世界中へ出荷されます。
セカンドラインの「ネオデントインプラント」はブラジルの工場で製作され、その後スイスで厳しい検査を受け出荷されます。
ネオデントインプラントはストローマン社に保証された、ストローマン社のインプラントです。

患者さまより、「ストローマンインプラントではなく、ネオデントインプラントだけでいいのでは?」とのご質問を受けることがあります。

私たちは、費用を抑えた治療するにはネオデントインプラントを使用するのが一番良いと考えています。
しかしながら最高品質のインプラントは、スイスで製造されたストローマンインプラントです。
長年積み上げてきた実績、安心と信頼では遠く及ばないのです。

可能であれば、ストローマンインプラントでの治療が良いでしょう。

インプラントは体の中で数十年に渡り使用するものです。

高いものには理由がありますが、安いものにも理由があります。

費用を抑えたインプラント治療

当院では、インプラントをご希望されるすべての患者さまに満足して頂けるよう努めております。

「費用は抑えたい、でも安心は欲しい」という方はお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。