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歯列矯正の経過を徹底解説!治療開始から完了までの流れ

カレンダーと歯型模型

歯列矯正を始めたいけれど、治療の流れや期間が分からず不安、という方も多いのではないでしょうか。歯列矯正は、無料相談やカウンセリング、精密検査、診断、そして治療計画の作成を経て装置が装着されるまで、いくつかのステップで進んでいきます。歯並びが整うまでの道のりをしっかり把握しておくことで、安心して矯正治療を始めることができるはずです。

流れを把握することの重要性

歯列矯正は、思い立って気軽に始められるものではありません。治療に取りかかる前には、自分の歯の状態を知り、治療方針に納得し、通院のスケジュールをしっかりとイメージする必要があります。具体的な流れを理解することで矯正期間や費用の目安が分かり、不安や疑問を軽減できるでしょう。特に初めて矯正を受ける方や、長い治療期間に対してハードルを感じている方にとって、事前準備やスケジュール管理は欠かせないポイントです。

歯列矯正の装置をつけるまでの大まかなステップは以下のようになります。それぞれのステップを順番に理解することで、矯正治療を始めるまでに必要な流れをイメージできるようになります。

全体的な流れ

歯列矯正の初回カウンセリングから実際に装置をつけるところまで、一連の流れを大まかに紹介します。

ステップ 内容
① 無料相談・カウンセリング 治療に対する疑問や不安を相談し、歯の状態を簡単に確認してもらう。
② 精密検査 レントゲンや口腔内スキャン、歯型採取などを行い、歯や顎の詳細を把握する。
③ 診断 検査結果をもとに歯並びや咬合の問題を特定し、治療方針を決める。
④ 治療計画 具体的にどんな装置を使うか、治療期間はどれくらいか計画を立てる。
⑤ 治療開始(装置装着) 実際に装置をつけ、歯列矯正をスタートする。

カウンセリングや精密検査、診断といった事前準備をしっかり行うことで、治療をスムーズに進められます。適切な装置の種類や治療期間を把握できれば、精神的な負担も軽減されるでしょう。

無料相談・カウンセリング

無料相談・カウンセリングで得られること

無料相談やカウンセリングは、治療への第一歩を踏み出すために必要な「情報収集の場」でもあります。歯科医院によっては「無料矯正相談」などを行っており、以下のような情報が得られます。

  • 現在の歯並びやかみ合わせにどのような問題があるのか
  • どのような治療方法(装置の種類)が考えられるか
  • 治療期間や費用の目安
  • 矯正治療に伴うリスクやデメリット

カウンセリング時には、自分がどの部分を特に気にしているのか、費用面や期間面での希望・不安があるのかを明確に伝えることが大切です。多くの情報を伝えることで、歯科医師も希望に沿った治療計画を立てるための判断材料をより多く得ることができます。

無料相談・カウンセリングの流れ

無料相談やカウンセリングでは、まず受付や電話、オンライン予約などで日時を決め、実際の相談に臨みます。当日は、口腔内の簡単なチェックや、レントゲン撮影を行うこともあるでしょう。また、歯科医師から大まかな治療の進行イメージや費用、使用する装置の特徴などについて説明があります。

相談時に歯科医院の雰囲気や対応を体験しておくと、通院をスムーズにできるかどうか判断できます。納得いくまで遠慮せず疑問をぶつけ、複数のクリニックを比較検討するのも良い方法です。

精密検査

精密検査の内容

無料相談を経て矯正治療を始めることになったら、次は精密検査を行います。精密検査は、歯や顎の構造、咬み合わせなどを多角的に調べるためのステップです。以下のような検査が行われます。

  • レントゲン写真(セファロ、パノラマなど)
  • 口腔内スキャンや写真撮影
  • 歯型の採取
  • 顎関節の状態チェック

検査結果をもとに、歯科医師は歯並びの問題点や、顎関節に何らかの異常がないかを詳しく確認します。この段階で得られる情報は治療方針を立てる基盤となるため、精密検査は歯列矯正で最も重要なステップのひとつです。検査結果の分析なくしては、正確な治療計画を立てることができません。

精密検査を受けるタイミング

精密検査は、無料相談後に「矯正治療を本格的に始めよう」と決めた段階で行われることが一般的です。検査には費用がかかる場合が多いため、カウンセリングである程度の方針を把握してから行われます。検査結果が出るまでに少し時間がかかる場合もあるので、その間に必要な持ち物や注意点などについて歯科医師から説明を受けましょう。

診断

結果をもとに治療方針を決める

精密検査で得られた情報を分析し、患者一人ひとりに合わせた診断を行います。診断は、歯列不正の原因や咬み合わせの問題点を明確にし、どのような治療方針が最適かを総合的に判断する重要な役割を果たします。

例えば、顎が小さいことで歯が重なり合っているのか、顎の位置が前後左右にずれているのか、あるいは歯が必要以上に傾いているのかなど、様々な要因を洗い出します。診断結果に基づいて、具体的な治療の進め方や期間、使用する装置の種類が大まかに方向付けられます。

診断時に確認したいポイント

診断結果が出た時点で、以下のような点を歯科医師に質問しておくと良いでしょう。

ポイント
自分の歯並びや咬み合わせの具体的な問題点は何か
治療期間の見通し(何年、または何カ月かかるか)
どの装置が最適なのか、他に選択肢はあるのか
可能性のある副作用やリスク、痛みの程度
費用の詳細(分割払いの可否、追加費用の有無など)

これらをしっかり聞いておくことで、治療に対する不安を減らし、納得した上で治療計画へ進むことができます。

治療計画

治療計画の作成

診断を終えたら、いよいよ治療計画が作成されます。これは矯正治療を進めていく上での「ロードマップ」のようなものです。

治療計画がしっかり組まれることで、どのタイミングでどんな処置が行われるかが明確になり、患者も先を見通しやすくなります。治療計画には、以下のような情報が含まれます。

  • 装置の種類(ブラケット、マウスピース、部分矯正など)
  • 治療ステップごとの施術内容とスケジュール
  • 治療期間の目安
  • 通院頻度と調整内容
  • 費用と支払いプラン

もし治療計画の内容に疑問や不明点があれば、この段階で解決しておきましょう。後になってからの変更は時間や費用の負担が増す場合もあるため、納得のいくまで相談することが大切です。

治療開始(装置装着)

装置をつける準備と実際の流れ

治療計画に納得できたら、いよいよ装置を装着します。ブラケット矯正の場合は歯に専用の接着剤でブラケットを固定し、ワイヤーを通していきます。マウスピース矯正の場合は、採取した歯型やスキャンデータから作成されたマウスピースを受け取り、決められたスケジュールで取り替えながら少しずつ歯を動かしていきます。

装置をつけたばかりの時は、歯が動く際の違和感や痛みを感じることがありますが、通常は数日から1週間程度で慣れてくることが多いです。痛みが強い場合は市販の鎮痛薬を使用するか、歯科医師に相談しましょう。

装置装着後の注意点

装置をつけた後は、以下のポイントに気をつけて日常生活を送るようにしましょう。

  • 硬い食べ物や粘着性のある食べ物は避ける
  • こまめな歯磨きとフロッシングを徹底する
  • 装置が外れたり破損したりした場合は早めに歯科医院へ連絡
  • 定期的な通院日には必ず行き、装置や歯の状態をチェックしてもらう

矯正が完了するまで

治療期間の目安

歯列矯正の治療期間は、個人の歯並びや咬み合わせの状態、使用する装置などにより大きく異なります。一般的には1年半から2年半とされていますが、軽度の歯列不正なら1年以内で終わる場合もあれば、重度の場合は3年以上かかることも珍しくありません。

歯科医院によっては、年間3回ほどの通院で済むような効率的な治療プランを提案してくれる場合や、最短4カ月程度で歯並びを整える「スピード矯正」を提供しているところもあります。しかし、スピード矯正が可能かどうかは個々の症例によりますので、カウンセリングや精密検査でしっかりと確認しましょう。

リテーナー(保定装置)の重要性

矯正装置が外れて歯並びが整ったとしても、それで治療が完全に終了するわけではありません。歯が動いた直後は、元の位置に戻ろうとする力が働きやすいため、歯並びをしっかり定着させるためにリテーナー(保定装置)を装着する必要があります。リテーナーの装着期間は、数カ月から数年に及ぶことが多いです。

歯科医師の指示に従わずリテーナーを怠ると、せっかく整えた歯並びが元に戻ってしまうリスクがあります。定期的な検診やメンテナンスを行いながら、リテーナーを正しく使用して歯列を安定させることが大切です。

治療をスムーズに進めるコツ

1. 事前に疑問をまとめておく

初回のカウンセリングまでに疑問点や不安をリストアップしておくと、診療時にスムーズに相談ができます。小さなことでも遠慮せずに聞く姿勢が大切です。

2. 歯科医院の比較検討

矯正治療は期間も費用も大きいため、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて比較する方が安心です。医院の実績や医師との相性、費用体系などを総合的に判断しましょう。

3. 通院のタイミングを把握する

装置調整や経過観察のための通院は、定期的に必要になります。学校や仕事との両立を考慮し、通院日程をあらかじめイメージしておくと予定を組みやすくなります。

4. 食生活や口腔ケアに気を配る

矯正中は口腔ケアが難しくなるため、装置に食べかすが溜まりやすくなります。虫歯や歯周病を防ぐためにも、丁寧な歯磨きとフロス、必要であれば洗口液などを活用しましょう。

まとめ

歯列矯正は大きく分けて5つのステップで進んでいきます。

  1. 無料相談・カウンセリング
  2. 精密検査
  3. 診断
  4. 治療計画
  5. 治療開始(装置をつける)

それぞれのステップをしっかりと理解することで、矯正治療に対する不安や疑問を解消し、よりスムーズに治療を進めることができます。また、歯列矯正は多くの時間と費用がかかりますが、歯と健康に大きなメリットをもたらす治療です。歯並びが整うことで見た目に自信が持てるだけでなく、ブラッシングがしやすくなり、歯周病や虫歯のリスクが低減するなど、さまざまなメリットがあります。

治療を開始する際は、自分が求める仕上がりや期間、費用面などをしっかりと歯科医師に伝え、納得のいく治療計画を立てることが大切です。歯科医院や治療方法によっては、年間の通院回数を抑えられる方法や、最短で数カ月で歯並びを改善できるスピード矯正が選べる場合もあります。ぜひカウンセリングで相談し、自分のライフスタイルに合った治療プランを見つけてください。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのマウスピース矯正を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。