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矯正歯科で虫歯を教えてくれないのはなぜ?考えられる理由と対処法

歯が痛い!

「矯正治療中に虫歯ができてしまった」「通っている矯正歯科では虫歯について何も教えてくれない」という声を耳にしたことはありませんか。矯正治療は歯並びを整えることが主な目的ですが、同時に虫歯リスクが高まる場合もあります。もしも矯正歯科が虫歯を十分にケアしてくれない場合、そのまま放置してしまうと歯の健康に悪影響を及ぼしかねません。治療中に虫歯が見つかったときの対処法や予防法を知っておくことが大切です。

矯正歯科で虫歯を教えてくれない理由

一般歯科とは異なる専門領域を持つ矯正歯科ですが、なかには「矯正歯科に通っているのに虫歯について指摘されなかった」という声もあります。このような状況が起こるのには、以下のような理由が考えられます。

虫歯治療を完了させてから矯正を始めることが多い

矯正歯科では、虫歯がある状態で矯正器具を装着すると、虫歯がさらに進行しやすくなるリスクが高まります。そのため、あらかじめ虫歯をすべて治療してから矯正治療を開始することがほとんどです。「虫歯はない」ことを前提に治療をスタートしているため、治療中は虫歯にあまり目が向かない場合もあるのです。矯正中に新たに虫歯ができる可能性もゼロではありませんが矯正歯科側が「基本的に虫歯は完治済み」と認識していることで、虫歯のチェックが後回しになることがあります。

クリーニングが行われない場合がある

一般歯科では、定期的にクリーニングを行うことで歯垢や歯石を除去し、虫歯の有無をチェックすることが多いです。一方で、矯正歯科専門クリニックでは歯のクリーニングを実施していないことがあります。クリーニング不足により口腔内が汚れやすくなり、初期虫歯があっても見落とされてしまう場合があるのです。もちろんすべての矯正歯科がクリーニングを怠っているわけではありませんが、こうしたクリニックの特徴をあらかじめ知っておくと安心です。

見つけにくい虫歯は専門機材が必要

矯正歯科では歯列矯正に重点を置いているため、一般歯科が保有している最新の虫歯検出機器を備えていない場合があります。歯と歯の間にできる虫歯や詰め物の下に発生した虫歯などは、肉眼だけでは発見しづらいものです。レントゲン検査やCT検査を行うことでようやく見つかる場合もあるため、機材が不十分だと見逃されるリスクが高まります。

歯並びを優先的に診ている

矯正歯科は歯並びや噛み合わせを整える専門性をもっており、基本的には歯の動きに注目して治療を進めていきます。虫歯のチェックを常に丁寧に行うわけではなく、「虫歯の有無の確認は一般歯科で行う」というスタンスを取っている場合があります。矯正治療に注力するあまり、定期的な虫歯確認が手薄になりがち、というのが実情です。患者の側からしっかりと虫歯の不安を伝え、必要に応じて検査をしてもらうことが大切です。

他院での治療を前提としている

矯正歯科が「虫歯の治療はかかりつけ歯科医で受けるもの」と考えている場合、虫歯のチェックは最低限にとどめていることがあります。万が一虫歯が見つかっても、矯正歯科側は「一般歯科で治療を受けてください」と案内するため、見落としがあっても後からフォローするという考え方です。そのため、通院中の患者が「矯正歯科で虫歯を教えてくれない」と感じてしまうわけです。

矯正治療中に虫歯が見つかったときの対処法

矯正治療中に虫歯を発見した場合、その状態によって対処法が異なります。軽度の虫歯と大きく進行した虫歯、それぞれの対応策について紹介します。

初期の虫歯の場合

表面がわずかに白濁している程度やエナメル質に留まっている段階の初期虫歯であれば、経過観察やフッ素塗布を行いながら矯正治療を継続できる場合があります。症状が軽ければ、矯正器具を付けたまま虫歯部分のみを小さく削って詰める処置が可能な場合も。判断は歯科医師によって異なるため、疑いがある場合は早めに相談し、適切な時期に治療を受けることが重要です。

大きく進行した虫歯の場合

大きく進行した虫歯は痛みや歯の欠損を招くだけでなく、矯正治療にも悪影響を及ぼす恐れがあります。そのため、虫歯が深刻な場合は一時的に矯正装置を外して虫歯治療を優先することが多いです。特にワイヤー矯正の場合、装置を装着したままだと治療が難しいことがあるため、矯正を中断して虫歯治療を完了させてから再度装置を取り付ける流れとなります。一方、マウスピース矯正であれば装置を取り外して虫歯治療を行いやすいメリットがありますが、虫歯の進行度合いによっては同様に矯正計画を修正する必要があるかもしれません。

矯正治療中に虫歯を予防する5つのポイント

矯正治療中はどうしても口腔内に器具が入り、日常の歯磨きがしづらくなります。特にワイヤー矯正では歯や装置に食べかすがたまりやすく、虫歯リスクが高まる傾向にあります。そこで、矯正治療中の虫歯リスクを最小限に抑えるための予防策を紹介します。

正しい歯磨き方法を学ぶ

虫歯予防の基本は、なんといっても日々の歯磨きです。矯正治療中は装置周辺が磨きにくいため、歯磨き指導を受けて正しいブラッシング方法を身につけましょう。ワイヤーやブラケットがある場合、毛先を斜めに当ててブラケット周りや歯と歯肉の境目を念入りに磨く必要があるため、以下のような磨き残しの多い箇所を重点的にケアしましょう。

部位 ブラッシングのポイント
ワイヤー周辺 ワイヤーに沿わせるように歯ブラシを当てて、45度の角度を意識
ブラケット周り 上・下・左右すべての角度から細かく動かし、汚れをかき出す
歯と歯肉の境目 ブラシの毛先を斜めに入れ、歯肉との境界を優しく磨く
奥歯の裏側 歯ブラシを縦に当てるなど工夫して、ブラシが届きにくい部分を補う

歯科医院で歯科衛生士から直接ブラッシング指導を受けると、より具体的なコツを習得できます。また、フロスや歯間ブラシを併用すると、より徹底的に汚れを除去できるでしょう。

定期的に専門的なクリーニングを受ける

いくら頑張って歯磨きをしていても、自宅ケアには限界があります。矯正治療中こそ、定期検診や専門的なクリーニング(PMTC)を受けることで、日頃落としきれない歯垢や歯石を除去しやすくなります。短いスパンでプロのケアを受けることで、万が一虫歯があっても早期発見ができるのです。一般的には3か月に1度のペースで通院するのがおすすめですが、担当医や衛生士と相談して適切な頻度を決めましょう。

矯正装置を清潔に保つ

矯正治療中に使用する装置は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正でケア方法が異なります。ワイヤー矯正の場合、食後はすぐに歯磨きを行って装置についた食べかすを取り除くことが重要です。特にワイヤーの下側やブラケットの周囲は汚れがたまりやすく、虫歯の温床になりがちです。一方、マウスピース矯正では取り外しが可能な分、しっかりと専用の洗浄剤や水洗いでケアしつつ、歯磨きも通常どおり行いましょう。熱湯は装置の変形を招くため禁物です。

虫歯予防グッズを活用する

矯正治療中は通常より虫歯になりやすい状況が続くため、市販や歯科医院で販売されている虫歯予防グッズをうまく活用するのも一つの手です。フッ素配合の歯磨き粉やMIペースト、歯垢を可視化する染色液など、さまざまなアイテムがあります。矯正歯科や一般歯科のスタッフに相談しながら、自分の歯並びや矯正方法に合ったグッズを使えば、より効果的に虫歯予防ができます。

食習慣を見直す

虫歯の原因菌は、糖分をエサに酸をつくって歯を溶かします。そのため、糖分や粘着性の高い食品を頻繁に摂取していると、虫歯リスクが一気に高まります。甘いお菓子やジュースをできるだけ控え、食後はすぐに歯を磨くなどの工夫が大切です。矯正治療中こそ、食習慣を見直しておくと後々まで歯を健康に保ちやすくなります。

マウスピース矯正は虫歯になりにくい?

矯正治療といえば、以前はワイヤー矯正が主流でしたが、近年は取り外しが可能なマウスピース矯正を選択する方も増えています。マウスピース矯正は、以下のような理由からワイヤー矯正よりも虫歯になりにくいといわれることが多いです。

取り外してブラッシングできる

ワイヤー矯正と比べてマウスピース矯正が虫歯リスクを下げやすい最大の理由は、装置を取り外して歯を磨けることです。通常の歯磨きと同様にブラッシングしやすいため、矯正器具に汚れがたまるリスクを抑えやすくなります。ただし、マウスピースを外した後にそのまま放置していると口腔内が乾燥しやすくなるので、水分補給をこまめに行いつつ適切なケアを続ける必要があります。

虫歯ができても治療を並行しやすい

マウスピース矯正は虫歯が発見された際にも装置を簡単に外せるため、歯の治療と矯正を同時進行させやすいというメリットがあります。ワイヤー矯正のように装置を外す大がかりな処置をせずとも虫歯部分を治療できる場合が多いのです。とはいえ、虫歯が大きい場合は矯正計画に影響が出る可能性もあるため、歯科医師に相談しながら慎重に進めていきましょう。

まとめ

矯正歯科で「虫歯を教えてくれない」と感じる原因には、矯正治療が歯並びを重視して進められることや、すでに虫歯治療が終わった前提になっていることなどが考えられます。実際、矯正中に新たな虫歯が生じても見落とされる場合があり、患者側から確認をしないと放置されるリスクも否定できません。

こうした事態を防ぐには、一般歯科との併用や定期検診、正しいブラッシングや専門的なクリーニングを受けることが大切です。特にマウスピース矯正はワイヤーと比べて清掃しやすく、虫歯治療も並行しやすいため、虫歯リスクを低減しやすい方法といえます。矯正治療の計画を立てる際は、事前に虫歯の有無をチェックしつつ、治療中も油断せずに予防や定期検診を続け、健康な歯を維持できるよう努めましょう。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのマウスピース矯正を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。