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すきっ歯は自力で矯正できる?自己流矯正のリスクと限界を解説

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前歯のすきっ歯が気になって、「自力で直せないか…」と悩む方は少なくありません。しかし、市販グッズや自作の装置で自己流矯正に取り組むことは非常に危険で、場合によっては歯の根や歯槽骨に重大なダメージを与えてしまうこともあります。本記事では、すきっ歯治療の正しい選択肢や、歯科医院で行われるさまざまな治療法、そして自己流矯正によるリスクについて詳しく解説していきます。歯と歯のすき間は放置すると悪化するリスクもあるため、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。

すきっ歯の基礎知識

すきっ歯について正しく理解することが治療への第一歩です。なぜすきっ歯ができるのか、そして放置するとどのような問題が生じるのかを知っておきましょう。

すきっ歯になる原因とメカニズム

なぜすきっ歯になってしまうのか。その主な要因を知っておくと、今後の対策に役立ちます。あごが大きく歯が小さめであるケース、本数不足や欠損歯、悪習慣や加齢による影響が主な原因として挙げられます。

歯が並ぶあごが大きいのに、歯そのものが小さいと、自然と隙間が生まれやすくなります。この特徴は親からの遺伝や子供時代の食習慣の影響が大きく、自分ではコントロールしづらいものです。また、先天的に歯が足りない場合や、外傷・虫歯などで歯を失った場合も、空いたスペースが原因ですきっ歯になることがあります。欠損部位の放置は歯並びをさらに乱す要因にもなるため、早めの検査と治療が重要です。さらに、小さい頃からの指しゃぶりや舌で前歯を押す習慣が長期間続くと、歯を前方へ押しやすくなるため、隙間が生じることがあります。また、加齢に伴い歯茎が下がることでも、すきっ歯が進行するケースが見られます。

すきっ歯を放置するリスク

「見た目を気にしなければ治療は不要」と誤解している方が多いですが、そのまま放置しておくと思わぬ悪影響が及ぶことがあります。例えば、以下のようなリスクが考えられます。

  • 前歯のすき間が年々広がり、歯が傾いて噛み合わせが悪化する
  • 噛み合わせに問題が生じ、胃腸に負担がかかる
  • 歯垢が溜まりやすく、虫歯や歯周病リスクが高まる
  • サ行などの発音・滑舌に影響が出る

悪化したすきっ歯を後から治すよりも、早めに正しい処置をするほうが費用も負担も軽減できる傾向にあります。もしも日常生活やコンプレックスに支障があるようなら、早期相談・早期治療を検討しましょう。

自力で矯正する危険性

費用を抑えたいという気持ちから自己流矯正を試みる方がいますが、これには大きなリスクが伴います。専門家だからこそできる安全な矯正と、素人が行う危険な自己流矯正の違いを解説します。

すきっ歯の自力矯正はNG?

「すきっ歯は自力で矯正できるのか?」という疑問を抱える方は多いでしょう。結論からいうと、独学や自己流で歯を安全に動かすことは不可能で、むしろ歯に大きなダメージを与える可能性が高いです。マウスピース矯正は0.1mm単位で歯を少しずつ移動させる、高度な医療技術が必要な治療です。輪ゴムや市販のマウスピースで無理に力を加えても、歯周組織(歯茎や歯槽骨など)へ過度な負担がかかり、歯が動くどころか歯茎が腫れて出血したり、歯がグラつき始めるなどの深刻なトラブルに発展する恐れがあります。

さらに誤った力の加え方をすると、かえって歯並び全体のバランスを崩してしまうリスクがあるため、歯並びをしっかり整えたいのであれば、必ず歯科医師の診断・治療を受けるようにしましょう。

専門家が警告するリスク

すきっ歯を自分で治そうとすると、以下のような問題点が生じます。

  • 歯根吸収や歯茎退縮を引き起こすリスク
  • 素人では正しい方向と強さで歯を動かせない
  • 歯並びが悪化する二次トラブル

歯をうごかすには、ごく弱い力を継続的にかける必要があります。自己流では、正確な力加減を計算することは不可能なうえ、痛みがあっても適切に対処できないケースが多いです。

また、一時的に費用を節約したくて自己流矯正を試みると、結果的に歯のトラブルを招いて歯科治療に余計なコストがかかってしまうことも少なくありません。費用や時間、そして健康面でのリスクを考慮すれば、自己流での矯正には限界があると言えます。

自己流で悪化した事例

輪ゴムやクリップを利用した自己流矯正により、歯の周りの骨が溶けたり、歯茎が退縮したりする深刻なケースも報告されています。このような場合、マウスピース矯正で改善するはずだった部分が、かえって重度のダメージにより抜歯が必要になるなど、取り返しのつかない事態を招くこともあります。

マウスピース矯正でのすきっ歯治療

すきっ歯治療の主流となっているマウスピース矯正について詳しく解説します。透明で目立たず、取り外し可能という特徴を持つマウスピース矯正は、多くの患者さまから選ばれています。

マウスピース矯正の特徴とメリット

今や矯正治療の主流となっているのがマウスピース矯正です。透明で目立たない特殊プラスチック製のマウスピースを装着し、通常1〜2週間ごとに次のステップのマウスピースに交換しながら徐々に歯を動かしていきます。装置が目立ちにくく、取り外しができるため食事や歯磨きのストレスも少ないのが特徴です。また、ワイヤー矯正特有の痛みがほとんどなく、矯正に対するハードルが低いとも言われています。ただし、強度な咬合不良や大きく歯を移動させる必要がある場合には、ワイヤー矯正のほうが適していることもあるため、歯科医院での診断が必須です。

従来のワイヤー矯正との違い

従来型のワイヤー矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーを装着し、歯に力をかけるオーソドックスな方法です。長い歴史と実績があり、重度の歯列不正にも対応できる一方、食べかすが装置に絡まりやすく、特殊な歯ブラシが必要になるデメリットがあります。治療期間は平均2〜3年と長期にわたるケースがほとんどでしょう。

一方、裏側矯正は、ワイヤーやブラケットを歯の裏側(舌側)に装着する方法です。表から装置が見えにくいメリットがある一方で、費用が高額になりやすく、ブラケットがお口の中で舌に当たりやすいという問題点もあります。歯科医師の高度な技術力が要求されるため、対応している医院も限られます。

短期間で見た目を改善する方法

矯正治療ほどの時間をかけず、比較的短期間ですきっ歯の見た目を改善したい方に向けた治療法もあります。歯を動かさずに隙間を埋める方法について、選択肢とそれぞれの特徴を紹介します。

歯そのものを動かさず、比較的短期間で「すきっ歯」を見た目だけ改善する治療法がいくつか存在します。以下のような方法を活用すれば、歯科矯正よりも費用を抑えながら、ある程度はすき間を埋めることが可能です。

樹脂による修復治療

樹脂盛り付け治療(ダイレクトボンディング)は、歯の色に合わせた特殊プラスチック(レジン)を歯に直接塗り重ねることで、隙間を埋める施術です。レジンは歯と近い色合いの素材で、約60分〜90分で施術が完了するスピーディーな治療が魅力ですが、強度がそこまで高くないこともあり、比較的軽度のすきっ歯向けとなります。この方法は痛みも少なく、歯を削る量も抑えられるメリットがあります。一方で、3〜5年程度で色調調整やメンテナンスが必要になるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

セラミック治療の選択肢

セラミック薄板接着(ラミネートベニア)は、歯の表面を0.3〜0.5mm程度だけ削り、そこに薄いセラミック板を特殊接着剤で固定する方法です。耐久性や審美性も高く、歯の色や形状を自然に仕上げられるため、比較的すき間が大きいケースでも対応が可能です。ただし、歯を削る工程やセラミックの作製が必要になるため、ダイレクトボンディングよりも来院回数はかかります。

一方、セラミック被せ物(クラウン)治療は、歯をぐるりと一周削り、セラミック製の被せものを装着する治療法です。歯の傾きやねじれもある程度ならカバーできるため、前歯が大きく突出しているなどのケースでも審美的に仕上げやすい特徴があります。ただし、クラウン装着のためには歯を一回り削る必要があり、神経を抜くリスクもゼロではありません。治療範囲が大きくなるぶん費用は高めで、専門医によるカウンセリングで適応性を確認しましょう。

すきっ歯治療の費用とプラン

すきっ歯治療を検討する際に気になるのが費用の問題です。治療法によって費用は大きく異なりますので、ご自身の予算や状況に合わせた選択ができるよう、各治療法の費用目安と支払い方法について説明します。

すきっ歯の矯正や審美治療は全て自費診療となります。なるべくコストを抑えるポイントを押さえておきましょう。

治療法別の費用目安

治療の種類 費用の目安 特徴
前歯部分矯正 約25~45万円 前歯のみなど狭い範囲を集中的に矯正。期間が短く、費用が抑えやすい。
全体矯正 約60~130万円 奥歯まで含めて歯列全体を動かすため、かみ合わせの改善も可能。重度の歯並びに対応。
ダイレクトボンディング、ラミネートベニア、セラミッククラウン ケースにより数万円~数十万円 歯を動かさない審美治療。短期間で見た目を整えられるが、適用範囲や耐久性には注意。

まとめ

すきっ歯は見た目の問題だけでなく、かみ合わせや発音、口内衛生にも影響を及ぼすことがあります。自己流で矯正することはリスクが高いため、歯科医師のもとで正しく治療を受けることが重要です。また、歯を動かさずに見た目を整える審美治療から本格的な歯科矯正まで、選択肢はさまざま。まずは専門家のカウンセリングを受け、自分に合った方法を見極めることが大切です。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのマウスピース矯正を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。