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クリアコレクト矯正ってどう?インビザラインとの違いと口コミを紹介

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マウスピース矯正の人気が高まる中、クリアコレクトとインビザラインのどちらを選択するか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クリアコレクト矯正の特徴や効果、インビザラインとの違いを徹底解説します。ぜひ最後までお読みいただき、あなたに合った矯正方法を選ぶ参考にしてください。

クリアコレクトとは?

クリアコレクトは、透明なマウスピース型の矯正装置です。目立ちにくく取り外し可能な点が最大の特徴で、特に見た目を気にする大人の矯正治療として注目を集めています。

クリアコレクトは2009年にアメリカで誕生し、その後グローバルに展開されているマウスピース矯正システムで、日本でも徐々に導入医院が増加しています。特に軽度から中等度の歯列矯正に効果を発揮し、インビザラインよりもリーズナブルな価格設定も魅力の一つです。

クリアコレクトの主な特徴

  • 透明度が高く目立ちにくい
  • 取り外し可能で食事や歯磨きがしやすい
  • 歯茎部分を覆うデザインで安定した装着感
  • 専用素材「ClearQuartz」による柔軟性と強度の両立
  • 3Dスキャン技術によるオーダーメイド設計

クリアコレクトの最大の魅力は、従来のワイヤー矯正と比較して審美性に優れていることと、日常生活への制約が少ないという点です。特に人前で話す機会が多い方や、見た目を気にする方に選ばれています。

クリアコレクトとインビザラインの違い

マウスピース矯正の代表格であるインビザラインとクリアコレクトは、一見似ているように感じますが、実際にはいくつかの違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った選択ができるでしょう。

比較項目 クリアコレクト インビザライン
形状・フィット感 歯茎を約2mm覆うデザインで保持力が高い 歯茎のラインに沿ったデザインで装着感が軽い
素材 薄く柔軟性のある「ClearQuartz」素材 弾力性と耐久性に優れた「スマートトラック」素材
治療費用 約15万~60万円程度(症例による) 約25万~90万円程度(症例による)
適応範囲 軽度から中等度まで対応可能 軽度から重度まで幅広く対応可能
普及率・実績 比較的新しく、導入医院数は増加中 世界100か国以上で利用され、実績が豊富
アタッチメント 必要に応じて装着(比較的少なめ) 複雑な動きには多数のアタッチメントを使用
交換頻度 基本的に2週間ごとに交換 症例により1~2週間ごとに交換

形状とフィット感の違い

クリアコレクトは歯茎部分を約2mm覆うデザインになっており、この特徴により装置の保持力が高まっています。一方、インビザラインは歯茎のラインに沿ったデザインで、付け外しがしやすい特徴があります。

クリアコレクトのデザインは安定した装着感をもたらす一方、初めて使用する方は歯茎部分への接触感に慣れが必要な場合があります。どちらが快適かは個人差があるため、実際に試してみることが重要です。

素材と耐久性の違い

クリアコレクトは「ClearQuartz」と呼ばれる素材を採用しており、薄くて柔軟性がありながらも強い矯正力を発揮します。インビザラインの「スマートトラック」素材は弾力性と耐久性のバランスに優れています。

どちらの素材も透明度が高く、見た目の違いはほとんどありませんが、装着感や矯正力の伝わり方に若干の違いがあると感じる方もいます。

価格設定の違い

一般的に、クリアコレクトはインビザラインと比較して治療費が安価な傾向にあります。クリアコレクトの費用は症例にもよりますが、約15万~60万円程度で、インビザラインは約25万~90万円程度です。ただし、医院によって価格設定は異なるため、治療開始前に複数の医院で相談することがおすすめです。

クリアコレクト矯正を始める前に知っておきたいこと

クリアコレクト矯正を選ぶ際に知っておきたい、メリットとデメリットを紹介します。

クリアコレクトのメリット

  • 審美性に優れている(透明で目立ちにくい)
  • 取り外し可能で衛生管理がしやすい
  • インビザラインと比較して費用が抑えられる
  • 食事制限がない(食事時に取り外し可能)
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 3Dシミュレーションで治療計画が視覚的に確認できる

クリアコレクトの最大のメリットは、見た目の美しさを保ちながら矯正治療ができる点と、日常生活への影響が少ない点にあります。特に社会人や人前に立つ機会の多い方にとって、この特徴は大きな魅力となっています。

クリアコレクトのデメリット

  • 自己管理が重要(1日22時間以上の装着が必要)
  • 重度の不正咬合には適さない場合がある
  • 取り扱い医院がインビザラインと比べて少ない
  • 装着初期は違和感や発音しづらさがある
  • 紛失や破損のリスクがある
  • 矯正力がワイヤー矯正より弱い場合がある

デメリットとして挙げられるのは、患者さん自身の管理意識が治療成果に大きく影響する点です。マウスピース矯正は、決められた時間はしっかりと装置をつける自己管理能力が求められます。また、クリアコレクトは全ての症例に対応できるわけではなく、特に重度の不正咬合や複雑な歯の移動が必要なケースでは、他の矯正法が適している場合もあります。

クリアコレクト矯正の治療の流れ

クリアコレクト矯正の一般的な治療の流れを紹介します。全体の流れを理解しておくことで、治療に対する不安も軽減されるでしょう。

カウンセリングと検査

まずは歯科医院での初回カウンセリングから始まります。ここでは、現在の歯並びの状態や矯正の目的、生活習慣などについて詳しく聞かれます。その後、レントゲン撮影や口腔内スキャン、写真撮影などの検査を行います。

この段階で、クリアコレクト矯正が適しているかどうかの診断も行われます。場合によっては、他の矯正方法が提案されることもあります。

治療計画の作成

検査結果をもとに、3Dシミュレーションなどを用いた治療計画が作成されます。このシミュレーションでは、矯正前と矯正後の歯並びを比較して確認できます。

3Dシミュレーションにより、治療の全体像や期間、どのように歯が動いていくかを視覚的に確認できるのは、患者さんにとって大きな安心材料となります。疑問点があればこの段階で医師に相談しておきましょう。

マウスピースの作成

治療計画が承認されると、オーダーメイドのマウスピースが作成されます。通常、製作には2~3週間程度かかります。マウスピースが完成したら、装着方法や取り扱い方法についての説明を受けます。

必要に応じて、歯の移動を補助するアタッチメント(小さな突起物)が歯に付けられることもあります。これは特定の歯の動きを効果的に行うためのものです。

定期的な通院とマウスピース交換

基本的に2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。定期的な通院(通常4~6週間に1回程度)で、治療の進行状況を確認し、必要に応じて調整を行います。

治療期間は症例によって異なりますが、軽度の場合で約6ヶ月、中等度で約1年程度が一般的です。治療を成功させるためには、医師の指示に従って1日の装着時間を守ることが重要です。

保定期間

矯正終了後も、歯が元の位置に戻らないよう「保定」と呼ばれる期間が設けられます。この期間は、リテーナーと呼ばれる装置を指示された時間装着することで、矯正結果を維持します。

保定期間は個人差がありますが、少なくとも1~2年程度は継続することが推奨されています。長期的な矯正結果を維持するためには、この保定期間も重要なプロセスとなります。

クリアコレクト矯正が向いている人・向いていない人

マウスピース矯正は全ての症例に適しているわけではありません。自分に合った矯正方法を選ぶために、クリアコレクトが向いている人と向いていない人の特徴を紹介します。

クリアコレクトが向いている人

  • 審美性を重視する方(目立たない矯正を希望)
  • 軽度から中等度の歯並びの乱れを改善したい方
  • 予算をできるだけ抑えたい方
  • 自己管理能力の高い方(装着時間を守れる)
  • 食事制限を避けたい方
  • 金属アレルギーがある方

クリアコレクトは特に、見た目を気にする社会人の方や、ワイヤー矯正の装着感や見た目に抵抗がある方に適しています。また、費用面でインビザラインより抑えたい方にもおすすめです。

クリアコレクトが向いていない人

  • 重度の不正咬合や複雑な歯の移動が必要な方
  • 自己管理が苦手な方(装着時間を守れない)
  • 複雑な歯科治療が必要な方
  • 顎関節症などの問題がある方
  • 喫煙習慣がある方(着色のリスクが高まる)
  • 継続的な通院が難しい方

特に自己管理能力は重要で、装着時間を守れない場合は治療効果が十分に得られない可能性があります。また、重度の噛み合わせの問題や複雑な歯の動きが必要なケースでは、従来のワイヤー矯正の方が効果的な場合もあります。

クリアコレクト矯正の費用

クリアコレクト矯正を検討する上で、費用は重要な判断材料の一つです。一般的な費用相場や支払い方法について紹介します。

クリアコレクトの費用相場

治療範囲 一般的な費用相場 治療期間の目安
部分矯正(前歯のみなど) 約15万円~30万円 約6ヶ月~1年
全体矯正(軽度) 約30万円~45万円 約1年~1年半
全体矯正(中等度) 約45万円~60万円 約1年半~2年

上記の費用には、初診料、検査費用、治療計画作成費、マウスピース製作費、調整料、保定装置などが含まれていることが一般的です。ただし、医院によって内訳は異なり、追加費用がかかる場合があります。

インビザラインと比較すると、同程度の症例で約15~30%程度安価になることが多いです。クリアコレクトのコストパフォーマンスの高さは、多くの患者さんにとって大きな魅力となっています。

支払い方法と医療費控除

多くの歯科医院では、一括払いの他に分割払いやクレジットカード払いなどにも対応しています。医院によっては、独自のローンプランを提供しているところもあります。

また、矯正治療は医療費控除の対象となる場合があります。年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告で申請することで税金の一部が還付される可能性があります。

まとめ

クリアコレクト矯正は、透明で目立ちにくく、取り外し可能なマウスピース型矯正装置として、特に審美性を重視する方や予算を抑えたい方に人気があります。インビザラインと比較すると、コストパフォーマンスに優れている点が大きな魅力です。

一方で、自己管理能力が求められることや、重度の不正咬合には向かない場合があることも理解しておく必要があります。自分に最適な矯正方法を選ぶためには、歯科医師との十分なカウンセリングが重要です。

クリアコレクトの魅力は、日常生活への影響を最小限に抑えながら、美しい歯並びを手に入れられる点にあります。矯正治療を検討されている方は、ぜひ一度歯科医師に相談してみてください。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのマウスピース矯正を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。