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矯正用チューイーとは?マウスピース矯正のズレを防ぐ使い方と効果

マウスピース矯正

マウスピース矯正を始めたけれど、うまくフィットしない、すぐに浮いてしまうという悩みはありませんか?実は「チューイー」という専用の道具を使うことで、マウスピース矯正の効果を最大限に引き出すことができます。

この記事では、矯正用チューイーの基本から効果的な使い方まで、マウスピース矯正をより快適に、より効果的に行うためのポイントを詳しく解説します。

矯正用チューイーとは?マウスピース矯正に欠かせない理由

矯正用チューイー(Chewies)は、マウスピース矯正装置を使用する際の補助ツールとして開発された専用アイテムです。柔らかいシリコン素材でできた小さな円筒形または棒状の形状をしており、その名の通り軽く噛んで使用します。

マウスピース矯正において最も重要なのは、装置が歯に完全にフィットしていることです。特にインビザラインでは、マウスピースが正確に装着されていないと計画通りに歯が動かず、治療効果が上がりません。そこで役立つのがチューイーで、多くの矯正歯科医から推奨されています。

チューイーができる5つのこと

  • マウスピースと歯の間の隙間をなくす
  • 新しいマウスピースを装着しやすくする
  • 食事や歯磨き後もしっかり装着できる
  • 予定通りに治療効果を出しやすくする
  • 快適な装着感の実現

新しいマウスピースは歯を動かす力が加わるよう設計されているため、最初は装着しづらいことがあります。この時にチューイーを使用することでマウスピースが正しい位置に収まり、より効果的な矯正治療が可能になります

チューイーがもたらす具体的な効果

治療がより早く、より正確になる

マウスピース矯正の効果は、装置が計画された位置に正確に装着されているかどうかで大きく左右されます。チューイーを適切に使用することで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 歯全体にバランスよく力が加わる
  • 計画通りに歯が動きやすくなる
  • 治療期間の短縮可能性
  • 矯正精度の向上

専門家の調査によれば、チューイーを定期的に使用している患者は、使用していない患者と比較して、予定通りに治療が進む割合が15〜20%ほど高いというデータもあります。

装着感の向上とストレス軽減

マウスピースが浮いていると、違和感や不快感の原因になります。チューイーを使うことでマウスピースが正しく収まり、快適に装着できるようになります。

チューイー使用前の悩み チューイー使用後の変化
マウスピースの浮き・違和感 安定した装着感
食いしばり・歯ぎしりによる不快感 力が均等に分散して快適
装置の取り外しにくさ 適切な位置での安定した装着
会話のしづらさ 会話への影響軽減

口腔衛生状態の維持

マウスピースが浮いていると、その隙間に食べカスや細菌が入り込み、虫歯や歯周病のリスクが高まります。チューイーを使用して密着度を高めることで清潔な状態を保つことができます。

  • 食べ物のかすが入ることを防ぐ
  • 細菌繁殖リスクの低減
  • 口内炎などのトラブル予防
  • マウスピースの変色や臭いの防止

適切にフィットしたマウスピースは口腔内の健康維持にも大きく貢献します。隙間なくフィットすることで、外部からの刺激から歯を保護する効果も期待できます。

チューイーの正しい使い方を順番に解説

基本的な使用方法

  1. 手を清潔に洗い、マウスピースも洗浄しておく
  2. マウスピースを口腔内に装着する
  3. チューイーを前歯部分に当て、10〜15回ほど優しく噛む
  4. 奥歯も左右同じように噛む
  5. 全体を同じように3〜5分かけて噛む
  6. 鏡で確認し、マウスピースが完全にフィットしていることを確認

強く噛みすぎないように注意しましょう。「軽く噛んで離す」の動作を繰り返すと、マウスピースが最もぴったり収まります

使用するタイミングと頻度

タイミング 推奨頻度 重要度
新しいマウスピースに替えた時 必ず使用(交換日に数回) ★★★★★
食事後 できるだけ毎回 ★★★★☆
朝起きた時 使うと効果的 ★★★☆☆
就寝前 使うと効果的 ★★★☆☆
違和感を感じた時 必要に応じて ★★★★☆

特に新しいマウスピースに交換した直後は、歯を動かす力が最も強い時期です。この時にチューイーをしっかり使うことで、治療効果を最大限に引き出すことができます。

効果を高めるためのポイント

チューイーを毎日正しく使うことで、より高い効果が期待できます。。以下のポイントに注意しましょう。

  • 強く噛みすぎない(マウスピース破損の原因に)
  • 左右のバランスを意識して噛む(片側だけだと効果が偏る)
  • 使用後は洗って乾かす(清潔に保つことが大切)
  • 痛みが強い時は歯科医に相談する

また、チューイーを使っても強い痛みがある場合や、どうしてもフィットしない場合は、マウスピース自体に問題があるかもしれません。そのような時は自己判断せず、担当の歯科医師に相談してください。

チューイーの種類と選び方

形状による違い

チューイーには主に以下のような種類があります。

形状 特徴 こんな方におすすめ
円筒型(標準タイプ) 最もスタンダードな形状。全体的にフィットさせやすい はじめての方
ミニサイズ コンパクトで持ち運びやすく、部分的な調整に便利 気になる歯を重点的に治したい方
V字型 前歯部分に特化した形状 前歯の矯正を重視したい方
棒状 奥歯まで届きやすい細長い形状 奥歯のフィット感を重視する方

初めて使用する方には、標準的な円筒タイプがおすすめです。。使用感に慣れてきたら、自分の矯正計画や使いやすさに合わせて他のタイプも試してみることをおすすめします。

材質と耐久性

チューイーは医療用シリコンでできています。質の良いチューイーには以下のような特徴があります。

  • 適度な弾力性(硬すぎず柔らかすぎない)
  • 形が崩れにくい(長く使える)
  • 無害な素材(口腔内で使用するため安全性が重要)
  • 洗浄のしやすさ

衛生面を考慮すると、2〜4週間程度で交換することが推奨されています。使用頻度や保管状態によっても寿命は変わりますが、変形や変色が見られたら交換のサインです。

まとめ

矯正用チューイーは、マウスピース矯正の効果と快適性を高めるサポートアイテムです。特にマウスピース交換直後や食事後の再装着時に使用することで、フィット感の向上や矯正期間の短縮、口腔衛生の維持など多くのメリットを得られます。毎日の習慣に取り入れて、より良い治療結果を目指しましょう。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのマウスピース矯正を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。