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ホームホワイトニング中に水飲むのはOK?着色を防ぐ飲み方と注意ポイント【日本歯科札幌院長が解説!】

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ホームホワイトニングを行っている間に喉が渇いたり、水分補給が必要になることは自然なことです。「治療中に水を飲んでも大丈夫なのか」「効果に影響はないのか」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。結論から言えば、適切な方法で水を飲むことはホームホワイトニング中でも可能です。

この記事では、ホームホワイトニング中の水分摂取の方法や注意点、効果を最大限に引き出すための飲み方のコツについて、詳しく解説します。

ホームホワイトニング中に水を飲んでも問題なし

ホームホワイトニングを行っている最中に、「水を飲んでも大丈夫なのか」と心配される方は少なくありません。結論から申し上げると、ホームホワイトニング中の水分摂取は基本的に問題ありません。ただし、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。

ホームホワイトニングでは、歯科医院で作製された専用マウスピースに薬剤を塗布して装着します。この薬剤には主に過酸化尿素が含まれていますが、少量であれば飲み込んでも問題はないとされています。マウスピース装着中に発生する唾液を飲み込むことも問題ありません。

ホワイトニング中の唾液について

ホームホワイトニング中はマウスピースを装着することで唾液の分泌量が増えることがあります。これは異物を口内に入れたことに対する自然な反応です。唾液が増えることで薬剤が薄まるのではないかと心配される方もいますが、専用マウスピースが薬剤を適切に保持するため、効果への影響は最小限です。ただし、過剰な唾液を飲み込みにくい場合は、短時間マウスピースを外して唾液を吐き出し、再度装着することも可能です。

水分摂取の基本ルール

ホームホワイトニング中に水を飲む際は、いくつかの基本ルールを守ることが大切です。まず、マウスピースを装着したままでの水分摂取は避けましょう。一時的にマウスピースを外して水を飲み、その後口をすすいでから再度マウスピースを装着するのが理想的です。

また、ホワイトニング効果を最大限に引き出すためには、できるだけマウスピースを連続して装着することが重要です。そのため、水分補給はホワイトニングを始める前に十分に行い、施術中の水分摂取は最小限に抑えるよう心がけましょう。

ホームホワイトニング中の水分摂取

ホームホワイトニングは通常2時間以上の装着が推奨されており、その間に喉が渇くことは自然なことです。効果を損なわずに水を飲むための方法やタイミングを紹介します。

ストローを活用した飲み方

ホームホワイトニング中に水分を摂取する最適な方法の一つが、ストローを使用することです。ストローを使うことで、飲み物が歯の表面に直接触れることを最小限に抑えられます。特に前歯部分は着色の影響を受けやすいため、ストローを奥まで入れて飲むことで、ホワイトニング効果を維持しやすくなります。

マウスピース装着前に水分摂取

まずはホームホワイトニングを始める前に十分な水分を摂取しておくことが重要です。マウスピース装着前に水を飲んでおくことで、処置中の喉の渇きを予防でき、途中で中断する必要性が減ります。また、装着前にしっかりと水分補給をしておくことで、唾液の分泌も適切に保たれ、口腔内の健康状態を維持しやすくなります。

装着直前には口をすすいで清潔な状態にしておくことも重要です。これにより、薬剤の効果が最大限に発揮されやすくなります。水でのうがいは、口腔内の細菌や食べ物の残りを取り除き、ホワイトニング剤が均一に作用するための環境を整えます。

マウスピース装着中の対応

マウスピース装着中は基本的に水分摂取を避けるのが理想的ですが、長時間の装着で喉が渇いてしまった場合は、短時間マウスピースを外して水を飲むことも可能です。その際は以下の手順に従いましょう。

  1. 清潔なティッシュやガーゼの上にマウスピースを置く
  2. 口をすすいで薬剤を洗い流す
  3. 水を飲む(できればストローを使用)
  4. 再度口をすすぐ
  5. マウスピースを装着し直す

マウスピースを外している時間が長くなるほど、ホワイトニング効果は減少してしまうため、この流れをなるべく短時間で行うことが重要です。また、マウスピースを外す回数も最小限に抑えましょう。

マウスピース装着後に水分補給

ホワイトニング処置後は、まず口をすすいで残った薬剤を洗い流しましょう。その後、水分補給を行うのが理想的です。処置直後の30分〜2時間は歯のエナメル質が一時的に脱灰状態になっていることがあるため、この時間帯は特に水やぬるま湯での水分補給が安全です。

処置後24〜48時間は、歯が特に着色しやすい状態です。この期間は水以外の飲み物はできるだけ避け、どうしても飲む必要がある場合はストローを使用し、飲んだ後すぐに水で口をすすぐようにしましょう。

ホームホワイトニング中に水を飲む際のトラブル

ホームホワイトニング中の水分摂取に関連して、いくつかのトラブルが発生することがあります。ここではよくある問題とその対処法について解説します。

知覚過敏への対応

ホワイトニング中や直後に冷たい水を飲むと、歯がしみることがあります。これは一過性の知覚過敏で、通常は数日で改善します。冷たい飲み物による刺激を避けるため、常温の水や少しぬるめの白湯を飲むようにしましょう。氷を入れた飲み物は特に避けましょう。

知覚過敏が強く出る場合は、歯科医に相談してホワイトニングの頻度や濃度を調整してもらうことをおすすめします。また、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで症状が緩和されることもあります。ホワイトニング前後に使用することで、不快な症状を軽減できる場合があります。

マウスピース内への水の混入

水を飲んだ後にマウスピースを装着すると、マウスピース内に水が残っていることがあります。この状態で薬剤を塗布すると、薬剤が薄まってしまい効果が減少する可能性があります。マウスピースを装着する前には、マウスピースをよく乾かし、口内も十分に拭き取ってから装着するようにしましょう。

また、マウスピース内に唾液が溜まりすぎると不快感の原因になります。唾液が多く分泌される方は、マウスピースを一時的に外して唾液を吐き出し、口をすすいでから再度装着することも有効です。ただし、頻繁にマウスピースを外すと効果が落ちるため、バランスを考えて行うようにしましょう。

着色トラブルへの対処

ホワイトニング中に着色性の高い飲み物を摂取してしまった場合は、すぐに水で口をよくすすぎましょう。着色を最小限に抑えるためには、飲み物を飲んだ後すぐに対応することが重要です。その後、可能であれば歯を軽く磨いて着色物質を除去しましょう。

既に着色が生じてしまった場合は、次回のホワイトニングで徐々に改善される可能性がありますが、強い着色の場合は歯科医院でのクリーニングが必要になることもあります。定期的なメンテナンスを受けることで、ホワイトニング効果を長持ちさせることができます。

ホームホワイトニングの効果を高める水分摂取習慣

ホームホワイトニングの効果を最大限に引き出し、白い歯を長く維持するためには、日常的に水を飲む習慣も重要です。適切な水分摂取は口腔内の健康を保ち、間接的にホワイトニング効果の持続にも貢献します。

食事前後の水分摂取

食事の前に水を飲むことで、口腔内が潤い、食べ物による着色が付きにくくなります。特に乾燥した状態の歯は色素が付着しやすいため、食前に少量の水を飲んで口腔内を湿らせておくことが有効です。これにより、食事中の着色リスクを軽減できます。

また、食事の最中にも少しずつ水を飲むことで、食べ物の粒子や色素が歯に長時間接触するのを防ぎます。食事後には必ず水でうがいをして、口腔内に残った食べ物の残りを洗い流しましょう。

一日を通じた水分摂取のコツ

歯の健康と白さを維持するためには、一日を通じて適切な水分摂取を心がけることが大切です。水を定期的に飲むことで唾液の分泌が促され、自然な洗浄作用によって歯の表面が清潔に保たれます。また、十分な水分摂取は体全体の健康にも良い影響を与えます。

特に乾燥しやすい季節や空調の効いた室内では、意識的に水分を摂取するよう心がけましょう。また、水道水よりもミネラルウォーターを選ぶことで、歯のエナメル質の再石灰化を促進する効果も期待できます。

水をおいしく飲むための工夫

「水だけではなかなか十分な量を飲めない」という方のために、水をより飲みやすくする工夫をご紹介します。レモンやライムなどの柑橘類を少量絞る、ミントやキュウリのスライスを入れる、ハーブを浸すなどの方法で、着色リスクを抑えながら風味豊かな水を楽しむことができます。

ただし、レモンなどの酸性の強いものを頻繁に使用すると、歯のエナメル質を弱める可能性があるため、量と頻度には注意しましょう。また、市販のフレーバーウォーターには着色料や酸味料が含まれていることがあるため、成分表示を確認して選ぶことが大切です。

まとめ

ホームホワイトニング中の水分摂取は、ストローの使用が安全です。マウスピース装着前に十分な水分補給を行い、装着中は極力外さないことが効果的です。コーヒーや赤ワインなどの着色性の高い飲み物は避け、水や白湯を中心とした水分摂取を心がけましょう。また、食事の前後の水分摂取習慣は着色予防に効果的です。専門家の指導のもと、正しい知識と適切なケアで美しい白い歯を維持しましょう。

日本歯科札幌では、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿った審美治療(審美歯科)を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。