インプラント絶対だめ

インプラントは絶対にだめと言われる理由

インプラントは比較的ネガティブな意見が多く見受けられます。

ここでは、なぜ「インプラントは絶対だめ」と言われる理由について解説いたします。

①費用について

インプラントは保険が適用されません。
自由診療となりますので、患者さまに費用面で大きな負担をお願いすることになります。
ひと昔前と比べると費用はかなり安くなっています。
それでも全国的な相場はインプラント１本あたり５０～１００万円程度と高額な治療です。
失った歯を補うだけで良ければ、保険が適用されるブリッジや入れ歯があります。
しかしながらブリッジは両隣の歯に負担をかけますし、入れ歯ではロクに食事もできないと言われることが多いのも事実です。
歯は食事をする時に使用するだけではなく、話したり、お顔の見栄えにも直接関係してきます。
健康面や認知症といったリスクを考えれば、一概に高いということはありません。
インプラントは医療費控除の対象となります。
歯科用ローンやカード払いを選択できる病院もありますので、それらを利用する方も多くいらっしゃいます。

②治療期間について

インプラントは治療期間がかかります。
顎の骨にネジを埋め込みますが、それで終了ではありません。
骨とネジがしっかり結合するまでに最低１～３か月程度は待たなければなりません。
個人差によるところが大きいですが、一般的に治療期間は２～６カ月程度となります。
普通の虫歯治療と比較すると、どうしても期間は長くなってしまいます。

③治療回数について

インプラント治療の治療回数は、平均では６～１０回程度となっています。
もちろん個人差があり、骨を足す処置の有無でも変わってきます。
何度も通う必要が出てきますので、その予定でいた方が良いでしょう。

④インプラントは危ないと考える歯科医師

インプラントは金属を主体としています。
人間にとって異物ではありますが、純チタン製等唯一人間に適合する金属です。
骨折した時などのボルトもチタンで出来ています。
インプラントは人体に使用されてから５０年以上の歴史がありますが「インプラントは危ない」と考える歯科医師もまだいるようです。
インプラントは実績や経験の多い歯科医師が施術をしなければ、確かに危険な治療です。
しかしながらインプラントの事故やトラブルは、実績や経験の乏しい歯科医院や歯科医師によるものです。