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インプラントを分割払いにできる?予算管理のポイントと保証制度をチェック

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インプラント治療は失った歯を補う有効な手段として広く知られていますが、保険適用外となるケースが多いため高額になりやすいのが実情です。近年ではデンタルローンや院内の分割払いなど、多様なプランが利用可能になってきました。本記事では、インプラント治療を分割払いで行う場合に押さえておきたい予算管理のポイントと、万が一に備えた保証制度について詳しく解説します。

インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用が膨らむ大きな要因は、「高度な医療技術や専門的な設備、質の高いインプラント素材を必要とする」ためです。さらに、外科処置を含む長期的な治療プランとなる場合も多く、検査・診察料やアフターケアの費用も含まれることから、最終的な支出総額が大きくなりやすいのです。

インプラント治療にかかる費用相場

部位 相場
前歯1本 245,000〜600,000円
奥歯1本 215,000〜580,000円
全部の歯 1,950,000〜4,250,000円

費用にはインプラント本体の価格はもちろん、CT撮影や専門医の技術料、手術費や麻酔費用などが含まれるため、結果的に支払い金額が大きくなる傾向があります。価格だけを見て判断するのではなく、その医院が提供する治療内容や保証制度をしっかり確認することが大切です。

デンタルローンや分割支払いでも可能!

デンタルローンとは、歯科治療専門のローンシステムです。通常のカードローンに比べて金利が抑えられているほか、比較的長期の分割払いにも対応できるのが特徴です。医院が金利の一部を負担するプランや、頭金なしで始められるケースもあります。ただし、取り扱い状況や詳細は医院によって異なるため、事前確認が必要です。また、利用時には審査が行われる場合もあるので、早めの相談を心がけましょう。

具体的な支払いプラン例

デンタルローンは複数のプランが用意されているケースが多く、たとえば以下のようなパターンが挙げられます。

  • 「無金利プラン」:医院が金利を負担し、患者は実質的に利息ゼロで支払える
  • 「低金利プラン」:カードローン(5.8〜8.0%)やクレジットカード分割(10〜15%)よりも有利な年率が設定されている
  • 「長期分割プラン」:月々の支払額をできるだけ抑えたい方に有用なプラン

医院によっては、6〜24回まで金利0%、それ以上の回数は少し金利がかかるといった形で、 複数のプランを段階的に用意している場合も多いです。

院内分割払いとの違い

医院によっては、外部のローン会社を通さずに「院内分割払い」を行っているところもあります。この場合

  • 医院独自の金利設定(あるいは無金利)がある
  • 分割可能な回数に制限があることが多い
  • ほかの治療費用(矯正など)との合算には対応できない場合がある

院内分割払いの最大の利点は、審査が不要または簡易であることが多い点です。一方で、分割可能な期間が短めに設定されているケースが多いため、月々の負担額が大きくなりすぎないように注意が必要です。

予算管理のポイント:月々の支払額と総支払額のバランス

インプラント治療を分割払いで行うメリットは、月々の支払額をある程度コントロールできる点にあります。しかし、その一方で「分割回数が増えるほど、総支払額が上がる傾向がある」ことには注意が必要です。低金利プランや無金利プランを賢く活用しながら、自分の生活スタイルに合わせて最適な支払い回数を選びましょう。

月々の支払いをシミュレーションする

インプラント治療の費用総額が50万円の場合を例に、年率2.99%で分割払いを行うと仮定したときの月々の支払額は以下のように変動します(概算)。

支払回数 月々の支払額(目安) 総支払額(目安)
12回 約43,000円 約516,000円
24回 約22,000円 約528,000円
60回 約9,000円 約540,000円

回数を増やすと月々の支払額は確かに抑えられますが、最終的な支払総額は大きくなる可能性があります。自分にとって無理のない返済計画を立てることが、長期的に見て非常に重要です。

保証制度のチェックポイント:万が一に備える

インプラント治療は一度埋入すればそれで終わりというわけではなく、メンテナンスや予期せぬトラブルへの対応が求められます。そのため、多くの歯科医院がインプラントに対して数年単位の保証制度を用意しています。保証期間内であれば、不具合が生じた際に追加の治療費用が軽減または無料になることもあります。

保証内容で確認すべきポイント

  • 保証期間(3年・5年・10年など医院によって大きく異なる)
  • 適用範囲(上部構造のみか、インプラント本体も含むか)
  • メンテナンス来院の頻度と条件
  • 再手術時の費用負担(医院負担か、患者負担か)

保証の条件を守らない(定期検診を受けない、ケアを怠るなど)と、 せっかくの保証を受けられなくなる場合もあります。 費用面だけでなく、治療後のアフターサポートもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

インプラント治療は高額になりがちですが、分割払いを活用すれば一括負担を避けながら治療を進められます。医院によって取り扱うデンタルローンや院内分割払いを比較検討し、ご自身のライフスタイルに合った支払い方法を選びましょう。さらに、術後のメンテナンスも重要です。保証制度の内容(期間や対象範囲)をしっかり確認し、将来的なトラブルに備えておくことが最終的な満足度を大きく左右します。

また、医院選びの際は費用や支払い方法だけでなく、アフターケアの充実度も要チェックです。適切なプランとサポート体制が整っていれば、長期的にも安心して治療を続けられます。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さま一人ひとりの希望に合わせた治療を提供。専門スタッフがチームでサポートし、術前の疑問や不安にも丁寧に対応しています。安心して治療を受けていただくために、まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。