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抜歯後のブリッジ治療の流れが知りたい!初診から完成までのステップと注意点

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インプラント治療は失った歯を自然な見た目と機能で取り戻す画期的な治療です。抜歯後の空間を放置すると、隣接する歯が傾斜し、顎骨が萎縮するリスクが生じます。

この記事では、抜歯後に実施するインプラント治療の全工程を、初診から治療完成まで詳細に解説するとともに、治療成功のための重要なポイントを紹介します。治療期間や費用、術後のケア方法まで、これからインプラントを検討される方に役立つ情報を網羅しています。

抜歯後のインプラント治療とは

インプラント治療とは、失われた歯の根に相当するチタン製の人工歯根(インプラント体)を顎骨内に埋め込み、その上に人工歯(上部構造)を取り付けることで、機能と審美性を回復する治療法です。

抜歯後のインプラント治療は、天然歯の根に近い形態と機能を再現できるため、現代歯科医療における標準的な治療選択肢となっています。ブリッジや入れ歯と異なり、健康な隣接歯を削る必要がなく、骨への刺激を与えることで顎の骨の萎縮を防ぐメリットがあります。

インプラント治療の流れ:初診から治療完成まで

インプラント治療は複数のステップに分かれており、治療期間は通常3〜6ヶ月程度かかります。ただし、骨の状態によりさらに期間が延びるケースもあります。

初診・カウンセリング

インプラント治療の第一歩は、詳細な診査とカウンセリングから始まります。

監査項目 内容
口腔内診査 歯や歯茎の状態、噛み合わせなどを確認
レントゲン撮影 歯や顎の骨の状態を二次元的に確認
CT撮影 顎の骨の三次元的な形状や量、神経や血管の位置を確認
問診 全身状態の確認、持病やアレルギーの有無、服用中の薬などを確認

初診での詳細な検査により、あなたの口腔状態に合わせたオーダーメイドの治療計画が策定され、安全かつ確実なインプラント治療への確かな第一歩となります。

治療計画の立案

診査結果をもとに、医師が詳細な治療計画を立案します。この段階で、以下の重要な要素を検討します。

  • インプラントの本数と埋入位置
  • 骨造成の必要性
  • 治療期間の見通し
  • 治療費の概算
  • 上部構造(人工歯)の種類と材質

患者さまの希望や予算に応じて、最適な治療オプションを提案します。治療計画の段階で疑問点や不安をすべて解消することが、治療の成功と満足度を高める重要なポイントです。

抜歯後の処置

抜歯直後からインプラントの埋入に至るまでの期間は、各症例の状態により大きく異なります。

処置タイプ 特徴 治療適用の条件
即時埋入 抜歯と同日にインプラントを埋入 感染症の兆候がなく、十分な骨量がある場合
早期埋入 抜歯から4〜8週間後に埋入 歯肉の治癒が必要な場合
待時埋入 抜歯から3〜6ヶ月後に埋入 骨組織の回復が求められる症例に適用

抜歯後、顎骨は時間の経過とともに徐々に萎縮していくため、最適なタイミングでインプラント治療を開始することにより、追加的な骨造成手術の必要性を低減し、より安定した治療結果が期待できます。

骨造成(必要な場合)

顎骨の量や質に不足が認められる症例では、インプラント埋入前に骨造成手術を実施し、十分な骨量の確保を図る必要があります。

  • GBR法(骨誘導再生法):特殊な膜で骨形成部位を保護
  • 骨移植:自家骨や人工骨を移植して骨量を増やす
  • ソケットプリザベーション:抜歯窩に骨補填材を充填し骨の吸収を防ぐ
  • サイナスリフト:上顎洞底を持ち上げて骨量を確保

骨造成手術実施後は、骨の成熟を待つために追加で3〜6ヶ月の治癒期間が必要となり、その後にインプラント埋入を行います。

インプラント体の埋入手術

インプラント体埋入手術は、通常局所麻酔下で行われます。以下で手術の流れについて説明します。

  1. 歯肉を切開して骨を露出
  2. ドリルで骨に穴を形成
  3. インプラント体を埋入
  4. 切開部位の歯肉を丁寧に縫合して閉鎖する

現代のインプラント手術は、精密な三次元画像診断とサージカルガイドの使用により、正確かつ低侵襲に行うことができるようになっています。手術時間は通常、1本あたり30分〜1時間程度で、ほとんどの場合日帰り手術として完了します。

オッセオインテグレーション(骨結合)の期間

インプラント体埋入後、チタン製のインプラントと顎の骨が強固に結合する「オッセオインテグレーション」と呼ばれる過程が必要です。通常、下顎では約2〜3ヶ月、上顎では約3〜6ヶ月の経過期間が必要となります。

骨結合期間中は、インプラント部位に過度の負荷がかからないよう、仮歯などで対応します。十分な骨結合を待つことで、インプラントの長期的な安定性と成功率が大きく向上するため、この待機期間は治療の重要なプロセスです。

必要に応じた二次手術(再開頭手術)

二段階法でインプラントを埋入する場合、骨結合が確認された後に、再度小規模な手術を実施してインプラントの頭部を露出させます。この追加手術は比較的短時間で済み、回復も迅速です。

上部構造(人工歯)の製作と装着

インプラントと骨の結合が確認できたら、上部構造(人工歯)の製作に移ります。

製作ステップ 内容
印象採得 インプラントの正確な位置情報を反映した型取り
噛み合わせ確認 適切な咬合関係を設定
仮歯試適 形や色、噛み合わせを確認
上部構造装着 完成した人工歯の装着と調整

現代の上部構造は、セラミックやジルコニアなど生体親和性の高い材料を用いて製作されるため、見た目も機能も天然歯に極めて近い仕上がりを実現します。これにより、患者様に不自然な印象を与えることなく、審美性と実用性の両立が可能となります。

インプラント治療後のケアとメンテナンス

インプラント治療の長期的な安定と成功を実現するためには、日常的なケアおよび定期的なメンテナンスが極めて重要です。

毎日のホームケアのポイント

  • 毎日の丁寧な歯磨き
  • インプラント専用ブラシやフロスの使用
  • 水流洗浄器(ウォーターピック)の活用
  • 低刺激な歯磨き粉の使用

定期的なメンテナンス

インプラント周囲炎を予防するためには、3〜6ヶ月ごとの定期検診と専門的なクリーニングが必須であり、早期発見・早期治療が長期的な成功につながります。

インプラント治療後に避けるべき行動

  • 喫煙(インプラントの成功率を低下させる主要因)
  • 過度の噛みしめやくいしばり
  • 硬いものを噛む習慣
  • 糖尿病などの全身疾患の適切な管理

インプラント治療の費用と保険

インプラント治療は基本的に自由診療(保険適用外)となりますが、事故や腫瘍などの特定疾患では保険適用される場合もあります。

治療項目 一般的な費用目安(1本あたり)
インプラント体埋入 15万円〜30万円
上部構造(人工歯) 10万円〜20万円
骨造成(必要時のみ) 5万円〜15万円
総費用 25万円〜50万円以上(症例により変動)

クリニックによって費用は異なるため、複数の医療機関で相談することをおすすめします。また、医療ローンや分割払いに対応している医院も多くあります。

まとめ

抜歯後のインプラント治療は、失った歯の機能と審美性を最も自然に回復できる優れた選択肢です。初診からメンテナンスまでの一連の流れを理解し、適切な時期に専門医に相談することで、最適な治療結果を得ることができます。インプラント治療は、技術と材料の進化により、以前よりも安全で予測可能な治療となっています。正確な知識をもとに、信頼のおける歯科医院で治療を受けることが成功への第一歩です。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのインプラント治療を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。