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ボロボロの歯を綺麗にしたい!見た目も機能も回復させるおすすめ治療法とは

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歯の状態が悪化すると、見た目だけでなく、食事や会話にも支障をきたします。「ボロボロになってしまった歯を何とかしたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、歯をきれいに回復させるための治療法や、その効果、特徴について詳しく解説します。あなたの歯の状態に合った最適な治療法を見つける参考にしてください。

ボロボロの歯は治療できるのか?

結論から言えば、どんなにボロボロになってしまった歯でも、現代の歯科医療技術を使えば、見た目と機能を回復させることが可能です。放置すればするほど症状は悪化し、治療が難しくなるため、早めに歯科医院を受診することが大切です。歯がボロボロになってしまう原因には、次のようなものがあります。

  • 虫歯の進行
  • 歯周病による歯を支える骨の減少
  • 歯ぎしりや食いしばりによる摩耗
  • 外傷による歯の破折
  • 酸蝕症(酸性飲食物による歯の溶解)

原因が何であれ、適切な治療法を選択することで、歯の機能と見た目を回復することが可能です。

ボロボロの歯を回復させるための治療法

歯のクリーニングと初期治療

まず最初に行うべきことは専門的なクリーニングです。ボロボロの歯がある場合には歯垢や歯石がたまりやすく、それらを除去することが重要です。

専門的なクリーニングでは、歯ブラシでは落としきれない歯石や着色を除去し、歯肉炎や歯周病の進行を防ぐことができます。また、虫歯治療の前に口腔内を清潔にしておくことで、治療の成功率も高まります。

虫歯治療(充填・インレー)

軽度の虫歯の場合、虫歯部分を削り、詰め物をする治療が行われます。

治療法 特徴 適応症例
レジン充填 歯と同色の樹脂を詰める治療 小〜中程度の虫歯
インレー 金属やセラミックの詰め物を装着 中程度の虫歯
アマルガム 銀色の金属充填物(現在はあまり使用されない) 中程度の虫歯

根管治療

深い虫歯で神経まで達している場合は、根管治療(神経を取る治療)が必要になります。この治療では、歯の内部の感染した神経や組織を取り除き、消毒して無菌化した後、特殊な材料で根管を充填します。

根管治療を適切に行うことで、痛みを解消し、抜歯せずに歯を残すことが可能です。ただし、虫歯が非常に進行している場合や、歯が大きく破折している場合、抜歯が必要になることもあります。

被せ物による修復治療

大きな虫歯治療後や根管治療後は、歯の強度が低下しているため、被せ物(クラウン)で保護する必要があります。

材質 特徴 費用目安(自費)
金属(保険適用) 丈夫だが見た目が金属色 数千円程度
ハイブリッドセラミック 天然歯に近い色調だが耐久性はやや劣る 3〜5万円
オールセラミック 美しい見た目と優れた生体親和性 8〜15万円
ジルコニア 高い強度と審美性を両立 10〜20万円

特に前歯など見た目が気になる部分では、オールセラミックやジルコニアなど天然歯に近い色調と透明感を持つ材料を選ぶことで、より自然な美しさを取り戻せます

ブリッジ治療

歯を1本以上失った場合、両隣の歯を支えにして人工歯を橋渡しするブリッジ治療が選択肢となります。

ブリッジのメリットは、取り外しの必要がなく、固定式であるため安定した噛み心地が得られることです。ただし、支える健康な歯を削る必要があるため、その点はデメリットとなります。

インプラント治療

インプラント治療は、失った歯の根の代わりにチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。この治療法は、天然の歯に最も近い機能と見た目を回復できるため、注目されています。

インプラント治療の主なメリットは以下の通りです。

  • 天然歯と同じような噛み心地
  • 隣の健康な歯を削る必要がない
  • 骨への刺激により顎の骨が痩せるのを防ぐ
  • 入れ歯のようなズレや違和感がない
  • 見た目が自然で審美性に優れている

ただし、手術が必要で治療期間が長く、費用が高額になる点がデメリットとして挙げられます。

入れ歯(義歯)

多数の歯を失っている場合は、入れ歯(義歯)も一つの選択肢です。現在の入れ歯は技術の進歩により、装着感や機能性が大きく向上しています。

入れ歯の種類 特徴
保険適用の入れ歯 比較的安価だが、金属のバネが見えることがある
金属床義歯 薄くて丈夫、違和感が少ない
ノンクラスプデンチャー 金属のバネがなく審美性に優れている
インプラントオーバーデンチャー インプラントで固定するため安定性が高い

ボロボロの歯を治療するまでの流れ

実際に治療を受ける際の一般的な流れを紹介します。

  1. 初診・カウンセリング – 症状や希望を詳しく伝える
  2. 検査・診断 – レントゲンやCT撮影で詳細な状態を確認する
  3. 治療計画の立案 – 複数の選択肢から最適な治療法を決定する
  4. 応急処置・基本治療 – 痛みや炎症のコントロールを行う
  5. 本格的な治療 – 計画に基づいて段階的に治療を進める
  6. メンテナンス – 治療後も定期的なケアで口腔健康を維持する

治療期間は、症状の程度や選択する治療法によって異なります。総合的な治療では、数ヶ月から1年以上かかることもあります。特にインプラント治療では、骨との結合を待つ必要があるため、治療が完了するまで時間がかかります

自宅でのケアと予防法

治療後の歯を長持ちさせるためには、適切なセルフケアが欠かせません。

正しい歯磨き習慣

歯ブラシは45度の角度で歯と歯茎の境目に当て、小刻みに動かして磨くことが効果的です。特に寝る前の歯磨きは、夜間は唾液の分泌が減少して虫歯菌が活発になるため、非常に重要です。

歯間部の清掃

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを完全に除去することはできません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、約60%の汚れを落とせるとされています。

定期検診の重要性

治療が完了した後も、3〜6ヶ月ごとに歯科医院で定期検診を受けることが大切です。早期発見と早期治療により、再び歯がボロボロになるのを防げます。

まとめ

ボロボロになってしまった歯でも、現代の歯科医療技術を活用すれば、見た目と機能を両方回復させることができます。症状の程度や予算、希望する結果によって最適な治療法は異なりますが、大切なのは問題を放置せず、早めに歯科医師に相談することです。専門家との十分な相談を通じて、あなたに合った治療計画を立てましょう。また、治療後も適切なセルフケアと定期検診を継続することで、健康な口腔環境を維持することができます。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのインプラント治療を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。