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ブラーバ矯正とは?画期的な次世代矯正装置の特徴と費用を解説

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「目立たない矯正がしたい」「できるだけ短期間で治療を終えたい」とお考えの方に注目を集めているのが、新世代の裏側矯正「ブラーバ矯正」です。従来の矯正治療とは一線を画す独自の技術を採用したこの装置は、2023年に日本に上陸したばかりです。

この記事では、ブラーバ矯正の特徴や費用、他の矯正方法との比較について詳しく解説します。矯正治療をお考えの方はぜひ参考にしてください。

ブラーバ矯正とは?

ブラーバ矯正(Brava)は、最新の裏側矯正装置で、従来の矯正方法とは大きく異なる革新的な技術を採用しています。日本では2023年に導入されたばかりですが、次世代矯正装置として多くのクリニックで注目を集めています。

ブラーバ矯正が開発された背景

裏側矯正はワイヤーで歯を連結して動かす仕組みが一般的でしたが、この方式では装置が大きくなりがちで違和感が強い、治療期間が長くなるといった問題がありました。

ブラーバ矯正では「インディペンデント・ムーバーズ・テクノロジー」という独自技術により、歯を1本ずつ独立して動かすことが可能となり、矯正治療の効率化と患者負担の軽減を実現しています。

インディペンデント・ムーバーズ・テクノロジーとは

ブラーバ矯正の核となる技術が「インディペンデント・ムーバーズ・テクノロジー」です。この技術の最大の特徴は、歯を個別にコントロールできる点にあります。

従来の矯正装置では、ワイヤーで歯を連結して全体を動かす方式が主流でした。しかし、ブラーバ矯正では各歯ごとに小型の装置(カスタムアーム)を設置し、それぞれに最適な力を加えて同時進行的に移動させることができます。これにより、より効率的かつ正確に歯を理想的な位置へと移動させることが可能になりました。

ブラーバ矯正の特徴

ブラーバ矯正には多くの優れた特徴があります。ここでは主な特徴について詳しく解説します。

革新的な「個別制御」システム

従来型の矯正装置はワイヤーで全ての歯を連結して動かすため、歯によっては不必要な力がかかることもありました。

ブラーバ矯正では、各歯ごとに設計されたカスタムアームを使用し、必要な歯だけに最適な力を加えることができます。この個別制御により、治療の効率化と痛みの軽減を同時に実現しています。

目立たない裏側設計

ブラーバ矯正は歯の裏側(舌側)に装着するため、外からはほとんど見えません。これは、見た目を気にする方にとって大きなメリットです。特に接客業や営業職など、人前に立つ機会の多い方に選ばれています。また、従来の裏側矯正よりもコンパクトな設計になっているため、違和感も少ないのが特徴です。

治療期間の短縮

従来の矯正治療では18ヶ月~3年程度かかることが一般的でしたが、ブラーバ矯正では最短9ヶ月~1年半程度で治療が完了するケースも多くあります。

また、AIを活用した事前シミュレーションにより、より精密な治療計画が立てられることも、治療期間短縮の要因となっています。

痛みと違和感の軽減

ブラーバ矯正では、形状記憶合金製のワイヤーを使用し、個別に歯を移動させるため、従来の矯正装置で感じられるような強い痛みや違和感が軽減されています。

また、コンパクト設計のため、舌への違和感や発音障害など、日常生活への影響を最小限に抑えながら矯正治療を受けることができます。

お手入れのしやすさ

従来の矯正装置ではワイヤーで歯を連結するため、フロスの使用が難しく、歯垢や食べ物が装置に詰まりやすいという問題がありました。

ブラーバ矯正は独立構造のため、歯と歯の間のケアがしやすく、虫歯のリスクを低減できます。矯正治療中の口腔衛生管理がしやすい点も大きなメリットです。

ブラーバ矯正のメリット・デメリット

ブラーバ矯正には様々なメリットがありますが、同時にいくつかの注意点やデメリットもあります。それぞれを把握した上で判断することが大切です。

メリット

  • 目立ちにくさNo.1:裏側に装着するため、周囲から気づかれにくい
  • 治療期間短縮:独自技術とAI活用で効率的な治療が可能
  • 痛み・負担軽減:個別制御システムと形状記憶合金採用でストレスが少ない
  • 幅広い症例対応:難しい不揃いや八重歯など複雑なケースにも柔軟に対応
  • 通院回数が少ない:2~3ヶ月に1回程度の調整で済む場合が多い

デメリット・注意点

  • 比較的新しい技術のため、取り扱うクリニックが限られている
  • 金属アレルギーがある方には不向き
  • 保険適用外のため、全額自己負担となる
  • 日本での導入が新しいため、国内での長期的な臨床実績が限られている
  • 舌への違和感が完全にゼロではなく、慣れるまで発音にやや影響がある場合も

ブラーバ矯正とマウスピース矯正の比較

ブラーバ矯正と他の矯正方法を比較してみましょう。それぞれの特徴を理解することで、自分に合った矯正方法を選ぶ参考になります。今回は、近年人気が高まっているマウスピース矯正とブラーバ矯正を詳しく比較してみましょう。

比較項目 ブラーバ矯正 マウスピース矯正
目立ちにくさ 歯の裏側に装着するため、ほぼ見えない 透明だが、近くで見ると気づかれやすい
適応症例 ほぼ全ての症例に対応可能 重度の症例には不向き
装着時間 24時間固定式 1日20〜22時間(取り外し可能)
通院頻度 2〜3ヶ月に1回程度 1〜2ヶ月に1回程度
メンテナンス 専用ブラシでのケアが必要 マウスピース洗浄と通常の歯磨きのみ
食事制限 やや制限あり ほぼなし(装置を外して食事)
患者の自己管理 少ない 装着時間の管理が必要

マウスピース矯正は取り外しができる点と食事制限がほとんどない点で優れていますが、自己管理が必要で重度の症例には向いていない場合があります。一方、ブラーバ矯正は幅広い症例に対応でき、24時間装着のため自己管理の心配がありません。

マウスピース矯正は自己管理ができる方や軽度~中度の症例の方に向いており、快適な食事環境や取り外しができる柔軟性を求める方にも適しています。特に歯磨きの際に装置を取り外せるため、口腔衛生を維持しやすいメリットがあります。

マウスピース矯正がおすすめな方

ブラーバ矯正は革新的な技術を採用した装置ですが、すべての方に最適というわけではありません。特に以下のような方には、マウスピース矯正が適している可能性があります。

  • 装置の着脱を自分でコントロールしたい方
  • 食事の際に制限なく楽しみたい方
  • 歯磨きをしっかり行いたい方
  • 金属アレルギーがある方
  • 舌への違和感に敏感な方
  • 軽度から中度の歯列不正がある方
  • 自己管理能力が高く、指示を守れる方

マウスピース矯正は食事や歯磨きの際に装置を外すことができます。これにより、矯正中でも制限なく食事を楽しめ、口腔衛生も維持しやすくなります。また、透明なマウスピースは目立ちにくく、金属アレルギーの心配もありません。

まとめ

ブラーバ矯正は、歯を個別に動かせる革新的な技術を採用した次世代の裏側矯正装置です。目立たず、治療期間が短く、痛みや違和感も軽減されるなど、多くのメリットがあります。費用面でも従来の裏側矯正より安価になる傾向があり、「見えない矯正」を求める方にとって魅力的な選択肢となっています。

一方で、マウスピース矯正は取り外しが可能で食事制限がなく、口腔衛生を維持しやすいという大きなメリットがあります。特に自己管理ができる方、軽度から中度の症例を持つ方には、マウスピース矯正のほうが適している可能性が高いでしょう。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのマウスピース矯正を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。