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ホワイトニングの方法

歯を白くするというと、一番最初に思い浮かぶのはホワイトニングではないでしょうか?

ホワイトニングは歯を白くすることで、3つの方法があります。

①歯の着色を落とす方法

普段コーヒーやお茶などを飲むかと思います。

色の着いた飲み物や食べ物が歯の表面に付着し、歯は黄色くなっていきます。

その付着してしまった色素を取り除くことで、本来の歯の色に戻す方法です。

歯科医院では専用の器械を使用するので、歯を傷つけることなく実施することができます。

できる限り着色を落とすことは可能ですが、元々の歯が黄色い場合は期待したほど白くはなりません。

特に日本人の歯は黄色いと言われているので、思ったより白くならなかったとしても心配する必要はないでしょう。

②ホームホワイトニング

歯の着色を落としても「まだ黄色い」「もっと白くしたい」と感じるのであれば、薬液を使用した方法があります。

ホームホワイトニングとは専用のマウスピースを製作し、お家で実施する方法です。

マウスピースに歯を白くする薬液を入れ、マウスピースを装着します。

装着時間は製品によりことなりますが、1回2時間程度とされています。

装着時間や回数が多ければ、歯はどんどん白くなっていきます。

〇ホームホワイトニングのメリット

  • 自宅でできるのでお気軽にできる
  • 歯の表面だけでなく裏面も白くできるので、より白くすることができる
  • 奥歯まで全部の歯を白くすることができる

×ホームホワイトニングのデメリット

  • ご自身のやる気に左右される
  • 慣れないとマウスピースが不快
  • ホワイトニングで歯を白くしても、時間が経てばもとの色に戻ってしまう

③オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で実施する方法です。

専用の薬剤を歯の表面に塗り、専用の光を当てて歯の表面を白くしていきます。

薬剤を塗って光を照射し薬剤をはがすといった工程を3回程度繰り返します。

施術時間は1時間程度のことが多いようです。

〇オフィスホワイトニングのメリット

  • 歯科医院で急激に歯を白くするので、短期間で白さを実感できる
  • ご自身のやる気に左右されない

×オフィスホワイトニングのデメリット

  • 急激に白くするため、施術後に歯が激しくしみることがある
  • 短期間で歯を白くした場合、後戻り(元の黄色い色に戻る)しやすい
  • 前歯しかできない(一般的には6本分)
  • 歯の裏面を白くすることができない
  • 奥歯を白くすることができない

※注意 市販のホワイトニング用品について

市販のホワイトニング用品は、期待するような効果はありません。

研磨剤が入っている場合も多く、歯の表面を薄く削り取って歯を白くするものもあります。

使用し続けていると歯がボロボロになってしまうので、研磨剤が入っている歯磨き粉などは使わない方が良いでしょう。

さらに注意が必要なのは、ホワイトニング製品の中には強酸性のものもあります。

私たちが検査機関に依頼をした製品の中には、pHが2.3というものがありました。

つまり強酸性で歯の表面を着色ごと溶かしてしまうという製品です。

私たちもこの製品を使用してみましたが、2~3週間程で歯がシミ始めました。

歯の表面のエナメル質が溶け、知覚過敏の状態になってしまったのです。

インターネットやSNSなどの広告で、歯を白くする製品が数多く出回っています。

この様な製品は歯を白くするだけでなく、歯をボロボロにする可能性があるので使用しないほうが良いでしょう。

「歯医者でホワイトニングをすると高い」「ホワイトニングは時間がかかる」などと煽る広告に騙されないでください。

歯科医院でのホワイトニングは製品的にも、法律的にも全く別物です。

ご自身の大切な歯を守るために、ホワイトニングは歯科医院で施術を受けましょう。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科 日本歯科グループ 代表 早川 好昭