リッジした部分が痛いのはいつまで?痛みの原因と対処法を詳しく解説
ブリッジ治療を受けた後に痛みを感じることは珍しくありません。ブリッジ治療後の痛みがどのくらい続くのか、その原因は何か、そして具体的な対処法を知ることで、快適に過ごせるようにしましょう。
ブリッジ治療後の痛みの原因
ブリッジ治療後に痛みが生じる原因はいくつか考えられます。原因を理解することで、適切な対処法を選ぶことができます。
噛み合わせの問題による痛み
ブリッジを装着した後、噛み合わせが微妙にずれていると特定の歯に過度な負担がかかり、強い痛みを引き起こすことがあります。この痛みは噛んだときに特に感じやすく、時間が経っても自然に改善しないのが特徴です。
噛み合わせの問題は、以下のような症状として現れることがあります。
- 特定の方向から噛むと痛む
- ブリッジと反対側の歯が痛む
- 顎関節に違和感や痛みがある
- 頭痛や肩こりを伴うことがある
神経や周囲組織の炎症
ブリッジ治療のために歯を削る際、歯の神経(歯髄)や周囲組織に刺激が加わります。これにより一時的な炎症が起こり、痛みを感じることがあります。
また、歯の神経に近い部分まで削った場合、神経が刺激を受けて炎症を起こし、強い痛みやしみるような痛みを感じることがありますが、この痛みは通常、時間の経過とともに自然に改善していきます。
感染による痛み
ブリッジの土台となる支台歯に感染が起きると、強い痛みを伴うことがあります。特に以下のような状況で感染リスクが高まります。
- 根管治療(神経を取る治療)が不完全だった場合
- ブリッジと歯の間に隙間ができた場合
- 既存の感染が完全に除去されていなかった場合
感染による痛みは強く、拍動性(ズキズキする)の特徴があり、冷たいものや熱いものを口に入れたときに痛みが増すこともあります。また、腫れや発熱を伴うこともあります。
ブリッジの痛みはいつまで続く?
ブリッジ治療後の痛みがどのくらい続くかは、痛みの原因や個人差によって異なります。一般的な目安をご紹介します。
一時的な痛み(数日~1週間)
ブリッジ治療直後の痛みは、主に歯の削合や型取り、仮歯の装着などの処置による刺激が原因です。これらの痛みには以下のような特徴があります。
痛みの特徴 | 期間 | 対処法 |
---|---|---|
軽度のうずくような痛み | 2~3日 | 鎮痛剤の服用、冷却 |
温度に敏感(しみる) | 3~5日 | 刺激物を避ける |
噛むときの違和感 | 5~7日 | 柔らかい食べ物を選ぶ |
治療後1週間程度で痛みが徐々に軽減していくのが一般的ですが、個人差があるため、中には10日程度かかる方もいます。この期間内で痛みが徐々に和らいでいく場合は、治っていく過程の一つと考えられます。
中期的な痛み(1~3週間)
以下のような原因による痛みは、1週間以上続くことがあります。
- 軽度の噛み合わせ不良
- 神経の持続的な炎症反応
- 支台歯の表面的な感染
この期間の痛みが続く場合は、歯科医師による調整や追加治療が必要な場合があります。2週間以上痛みが続く場合や、痛みが強くなる場合は、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
長期的な痛み(1ヶ月以上)
1ヶ月以上痛みが続く場合は、以下のような問題が起こっている可能性が考えられます。
- 重度の噛み合わせ不良
- 歯根(歯の根)の亀裂や破折
- 根尖性歯周炎(歯の根の先に膿がたまる状態)
- ブリッジと歯の間の二次虫歯
長期的な痛みは自然に消えることはあまり期待できないため、専門的な診断と治療が必要です。痛みが長期間続く場合は、根管治療(神経を取る治療)や、場合によってはブリッジのやり直しが必要になることもあります。
ブリッジによる痛みへの効果的な対処法
ブリッジによる痛みを和らげるための対処法をご紹介します。痛みの原因や症状によって適切な対処法が異なりますので、参考にしてください。
自宅でできる対処法
軽度から中等度の痛みであれば、以下の方法で対処できることがあります。
対処法 | 効果 | 注意点 |
---|---|---|
市販の鎮痛剤 | 痛みの軽減 | 用法・用量を守る |
冷却(冷たいタオルなど) | 炎症の抑制 | 直接歯に冷たいものを当てない |
塩水でのうがい | 殺菌効果、炎症軽減 | 濃度は0.9%程度(水200mlに塩小さじ1/2) |
刺激物を避ける | 痛みの悪化防止 | 熱い飲食物、酸性の強い食べ物を避ける |
市販の鎮痛剤を使用する場合は、痛みがピークに達する前に服用するとより効果的です。また、継続的に服用する場合は、医師または薬剤師に相談することをおすすめします。
歯科医院での対処法
自宅での対処で改善しない場合や、強い痛みがある場合は、以下のような歯科医院での専門的な対処が必要です。
- 噛み合わせの調整:ブリッジの高さや接触点を微調整
- 抗生物質の処方:感染がある場合
- 根管治療:神経の炎症や感染が原因の場合
- ブリッジの再製作:適合が悪い場合や二次虫歯がある場合
歯科医師は専門的な知識と技術で痛みの原因を特定し、最適な治療法を提案してくれます。痛みが強い場合や長引く場合は、我慢せずに早めに相談することが重要です。
ブリッジの痛みを予防するためのケア
ブリッジ治療後の痛みを最小限に抑えるための予防的なケアも重要です。
- 丁寧な歯磨きとフロスの使用
- ブリッジの周囲を清潔に保つ
- 定期的な歯科検診(半年に1回程度)
- 過度な硬いものを噛まない
- 歯ぎしりがある場合はナイトガードの使用を検討
特にブリッジと天然歯の境目は虫歯になりやすいため、専用のフロスや歯間ブラシを使用して丁寧に清掃することが重要です。清掃が不十分だと二次虫歯が発生し、痛みの原因になることがあります。
ブリッジした箇所が痛い時は歯科医にかかるべき?
どの程度の痛みで歯科医院を受診すべきか、判断の目安を紹介します。
すぐに受診すべき症状
以下の症状がある場合は、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。
- 激しい痛みで日常生活に支障がある
- 痛みに加えて腫れや発熱がある
- 痛みが日に日に強くなっている
- 鎮痛剤を服用しても痛みが和らがない
- ブリッジがグラついている、または外れた
特に腫れや発熱を伴う場合は、歯科感染症が全身に広がる危険性があるため、緊急性が高いと考えられます。休日や夜間の場合でも、救急対応している歯科医院を探して受診することをおすすめします。
様子を見ても良い症状
以下のような症状であれば、1週間程度様子を見ても問題ないでしょう。
- 軽度の痛みで、徐々に改善している
- 冷たいものがしみるが、その時だけ
- 噛んだ時に軽い違和感があるが日常生活に支障がない
ただし、1週間経っても症状が改善しない場合や、悪化する場合は受診をおすすめします。
まとめ
ブリッジ治療後の痛みは、多くの場合1週間程度で軽減していきますが、噛み合わせの問題、神経や周囲組織の炎症、感染など、原因によっては長引くこともあります。
軽度の痛みであれば、鎮痛剤の服用や冷却などの自宅でのケアで対処できることが多いですが、強い痛みや長引く痛みは専門的な治療が必要です。特に腫れや発熱を伴う場合は、早急に歯科医院を受診してください。
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