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銀歯のブリッジをインプラントに変更するには?治療の流れと注意点

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歯を失った時に選択する治療方法として、入れ歯、ブリッジ、インプラントが挙げられます。日本では特に、健康保険が適用される銀歯を使ったブリッジ治療が広く行われてきました。しかし、この治療法には知っておくべきリスクがあります。

本記事では銀歯のブリッジのリスクとインプラント治療への移行について詳しく解説します。

銀歯のブリッジのリスクとは?

日本では一般的な銀歯のブリッジですが、実は多くの先進国ではほとんど使用されていません。なぜ世界標準の治療法と日本の治療法に違いがあるのでしょうか。

銀歯が持つ根本的な問題

銀歯が他国で使われない主な理由は、その耐久性と健康リスクにあります。銀歯は虫歯菌が生成する酸に弱く、時間の経過とともに少しずつ溶けていくという性質があります。溶けた部分から虫歯菌が侵入し、歯の内部で新たな虫歯を引き起こす危険性があるのです。

また、銀歯は見た目の問題だけでなく、金属アレルギーのリスクも持っています。金属アレルギーが発症すると、手のひらや足の裏に湿疹が現れ、慢性的な皮膚トラブルを引き起こす可能性もあります。

ブリッジ治療と銀歯の組み合わせがもたらす問題点

ブリッジ治療は、失った歯の両隣の健康な歯を大幅に削り、そこに橋のように被せ物をかける治療法です。以下のような問題点が挙げられます。

  • 健康な隣接歯を大きく削らなければならない
  • 削った歯は虫歯になりやすい状態になる
  • 銀歯が溶けることでブリッジ内部に虫歯が発生しやすい
  • 平均5〜7年で約50%が再治療を必要とする

健康だった両隣の歯を削ることで、本来は問題なかった歯まで寿命を縮める結果となることも少なくありません。また、銀歯が溶けると土台としての機能を果たせなくなり、再治療が必要になります。

銀歯のブリッジが引き起こす問題

銀歯のブリッジを選択した多くの患者さんは、治療後に様々な不調を感じることがあります。これらの問題にどう対処すべきかを見ていきましょう。

銀歯のブリッジ治療後によくある症状

銀歯のブリッジ治療後に患者さんが訴える主な症状には以下のようなものがあります。

症状 考えられる原因
噛むと痛い ブリッジ下の虫歯進行、適合不良
冷たいものがしみる 二次虫歯の発生
口臭が気になる ブリッジ内部の細菌繁殖
金属の味がする 銀歯の腐食
見た目が気になる 銀歯の変色、目立ち

これらの症状は、銀歯のブリッジの寿命が限られており、時間の経過とともに機能的・審美的な問題が増えていくことを示しています。

銀歯のブリッジの再治療は賢明な選択か?

銀歯のブリッジに問題が生じた場合、再び同じ治療法を選ぶことは推奨できません。同じ材料を使用する限り、同様の問題が再発する可能性が高いためです。

セラミックやジルコニアなど、保険適用外の素材を使用したブリッジは、見た目が自然で耐久性も高く、銀歯のブリッジと比較して歯を失うリスクを軽減できます。しかし、最も長期的な解決策を求めるなら、インプラント治療が最適な選択肢となります。

銀歯のブリッジからインプラント治療への移行

機能面と審美面の両方を改善したい場合、インプラント治療は最も優れた選択肢です。では、現在銀歯のブリッジを使用している方がインプラントに移行する場合、どのような流れになるのでしょうか。

インプラント治療の流れ

銀歯のブリッジからインプラントへの移行は、以下のようなステップで行われます。

ステップ 詳細
診察・検査 顎骨の状態確認とインプラント治療の適応判断
土台歯の評価 現在のブリッジの土台となっている歯の状態チェック
治療計画の立案 土台歯を残すか抜歯するかの判断も含めた計画作成
インプラント手術 顎骨へのインプラント体(人工歯根)の埋入
骨結合期間 インプラント体と骨が結合するまでの治癒期間(2〜6ヶ月)
上部構造装着 人工の歯(クラウン)の装着

インプラント治療は自分の歯のように機能する人工歯根を埋め込むため、周囲の健康な歯を削る必要がなく、長期的に見れば最も歯に優しい治療法と言えます。

インプラント治療のメリット

インプラント治療と銀歯のブリッジを比較すると、以下のような違いがあります。

比較項目 銀歯のブリッジ インプラント
健康な歯への影響 隣接歯を大きく削る 隣接歯に影響なし
噛み心地 異物感あり 天然歯に近い感覚
審美性 金属が目立つ 天然歯のような見た目
耐久性 5〜7年程度 適切なケアで20年以上
お手入れ ブリッジ下の清掃困難 通常の歯と同様のケア
費用 初期費用は安い 初期費用は高いが長期的にはコスパ良

インプラント治療は初期投資は大きいものの、その耐久性と機能性を考えると、長期的には最も費用対効果の高い治療法と言えます。また、しっかり咀嚼することで顎の骨への刺激があり、骨吸収を防ぐという、他の治療法にはない大きなメリットもあります。

インプラント治療を選ぶ際の注意点

インプラント治療は多くのメリットがありますが、全ての患者さんに適しているわけではありません。治療を検討する際には以下のような点に注意しましょう。

インプラント治療が適さない場合

インプラント治療が適さない可能性がある主なケースを紹介します。

  • 重度の糖尿病など治癒力に影響する全身疾患がある
  • 顎骨の量が不足している
  • 重度の歯周病が進行している
  • 喫煙者(成功率に影響する可能性あり)

ただし、これらの条件があっても、骨造成などの追加治療や全身状態の管理によって、インプラント治療が可能になるケースも多くあります。インプラント治療の適応については、経験豊富なインプラント専門医による総合的な診断が重要です

長期的な成功のためのメンテナンス

インプラント治療の長期的な成功には、適切なメンテナンスが不可欠です。

  • 毎日の丁寧なブラッシング
  • 定期的な歯科検診(3〜6ヶ月ごと)
  • 専門的なクリーニング
  • 噛み合わせのチェックと調整

インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎に罹患するリスクがあるため、日常のケアと定期的なプロフェッショナルケアが重要です。適切なメンテナンスを行うことで、インプラントの寿命を大幅に延ばすことができます。

まとめ

銀歯のブリッジは日本の保険診療では一般的な治療法ですが、健康な歯を削る必要があり、銀歯自体の耐久性の問題から長期的に見ると様々なリスクがあります。これに対して、インプラント治療は初期費用は高いものの、健康な歯を守り、天然歯に近い機能と審美性を提供する優れた治療法です。

すでに銀歯のブリッジを装着している方で不具合を感じている場合、再度同じ治療を選ぶのではなく、長期的な視点でインプラント治療を検討することをおすすめします。インプラント治療は、適切なケアとメンテナンスを行うことで、長期間にわたって快適な咀嚼機能と自然な笑顔をサポートしてくれます。

日本歯科グループのクリニックでは、豊富な治療実績と先端の技術力を活かし、患者さまの希望に沿ったオーダーメイドのインプラント治療を提供しています。専門スタッフのチーム医療と充実したサポート体制で、術前の疑問や不安をしっかりと解消しながら、安全・安心の治療を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修

今本院長

日本歯科札幌 院長 今本 芳彦

北海道出身。
卒後、自由診療専門のクリニックで研鑽を積む。
10年間、自由診療専門のクリニックで院長として活躍。
北海道でトップクラスのインプラント実績を誇る。
他にもマウスピース矯正、審美治療を得意とする。

この記事の監修

日本歯科静岡 院長 戸田 紀章

静岡県出身。
卒後、埼玉医科大学口腔外科で研鑽を積む。
その後、静岡歯科で10年間研鑽を積んだ後、日本歯科静岡の院長に就任。
静岡県トップクラスのインプラント治療実績を持つ。
審美治療やマウスピース矯正も得意とする。

この記事の監修

早川理事長

日本歯科グループ 代表 早川 好昭

東京都出身。
静岡県で静岡歯科を開業。
高度先進歯科医療クリニックとして日本歯科グループを開設。
同グループとして静岡歯科、日本歯科札幌、日本歯科静岡、日本歯科名古屋などがある。
日本歯科グループの代表として全てのクリニックを統括。

この記事の監修

稲津副院長

日本歯科名古屋 院長 稲津 由美子

大手歯科グループの院長として長年活躍。
その後静岡歯科の副院長として8年間研鑽を積み、日本歯科名古屋の院長に就任。
女性歯科医師として全国でトップクラスのインプラント実績を持つ。
マウスピース矯正と審美治療を得意とする。