結論:歯科医院のホワイトニングは健康保険が使えない自由診療のため、費用は方法・対象の歯の範囲・医院によって大きく異なります。日本歯科グループのホームホワイトニングの費用は40,000円(公式サイト記載の料金、症例により別途費用あり)です。値段だけでなく、費用に含まれる内容と、効果の個人差・後戻り・副作用を合わせて比べることが大切です[1][2]。
この記事では、方法別の費用の目安と内訳の見方、値段以外に知っておきたい注意点を解説します。
ホワイトニングの平均的な値段は?方法別に比較
ホワイトニングの費用は方法によって構成が異なり、オフィスは「施術ごと」、ホームは「マウスピース+薬剤」、デュアルは「その両方」が基本になります。
歯科医院のホワイトニングには、主に次の3つの方法があります。
- オフィスホワイトニング:歯科医院で、濃度の高い薬剤を使って短期間で行う[2]
- ホームホワイトニング:歯科医師の処方のもと、マウスピースと薬剤を使って自宅で1〜2週間ほど行う[2]
- デュアルホワイトニング:オフィスとホームを組み合わせる[1]
費用は、使用する薬剤や機器、対象の歯の本数、含まれる内容によって医院ごとに大きく異なります。
オフィスホワイトニングの費用の目安
オフィスホワイトニングの費用は、対象とする歯の範囲(前歯のみか上下全体か)や回数によって変わります。日本歯科グループでのオフィスホワイトニングの取り扱いや費用は、詳しくは各院にお問い合わせください。
希望の白さによっては複数回の施術が必要になる場合があり、その分費用も増えます。施術後に一時的な知覚過敏が起こることがあります[2]。
ホームホワイトニングの費用の目安
ホームホワイトニングの費用は、マウスピース作製費と薬剤費で構成されるのが一般的です。日本歯科札幌を含む日本歯科グループのホームホワイトニングは40,000円(公式サイト記載の料金、症例により別途費用あり)です。内容は日本歯科グループのホームホワイトニングのページで確認できます。
マウスピースに変形や破損がなければ、後戻りした際のタッチアップ(再ホワイトニング)に再使用できる場合があります。ただし、時期や適合は歯科医師の確認が必要です[1]。
デュアルホワイトニングの費用の目安
デュアルホワイトニングは、オフィスとホームの両方を行うため、両方の費用がかかります。
日本歯科審美学会の指針では、デュアルは互いの限界を補い効果を高められる一方、両方の短所も併せ持つと説明されています[1]。費用が高い方法が、どなたにも最適とは限りません。
市販品・サロンのホワイトニングとの違い
市販品やサロンのホワイトニングは費用を抑えやすい一方、歯科医院のホワイトニングとは内容が異なります。
歯そのものを白くする薬剤を使う医療ホワイトニングは、自宅で行う場合も歯科医師の処方が必要です[2]。NHS(英国国民保健サービス)は、薬局やネットで買うキット、サロンでの施術は効果が低く、歯や歯ぐきを傷める可能性があると注意しています[3]。ホワイトニング用歯磨き粉は、主に表面の着色を落とすものです。
ホームホワイトニングの流れと費用の内訳
ホームホワイトニングの費用には、診察・マウスピース作製・薬剤が含まれることが多く、事前の治療やクリーニングは別になることがあります。
施術の流れ
歯科医院での準備
- カウンセリングで歯の状態や色を確認する
- むし歯や歯周病があれば、先に治療する[2]
- 歯型をとり、専用のマウスピースを作る
- 使用方法の説明を受け、薬剤と一緒に受け取る
自宅での使用
- 指示された量の薬剤をマウスピースに入れ、決められた時間だけ装着する
- 例として「1日2時間を2週間」とする説明が示されています[1]
- 経過確認や薬剤の追加は、歯科医院で相談する
費用に含まれるもの・含まれないもの
料金体系は医院によって異なるため、見積もりの段階で内訳を確認しましょう。
| 含まれることが多いもの | 別になることが多いもの |
|---|---|
| カウンセリング・診断 | 初診料・基本検査料(保険診療分) |
| マウスピース作製費(上下セット) | 歯のクリーニング・PMTC |
| 初回の薬剤 | 追加の薬剤 |
| 使用方法の説明 | ホワイトニング前のむし歯・歯周病治療 |
ホワイトニング自体は自由診療のため全額自己負担です。一方、むし歯や歯周病の治療は保険診療で行える場合があります。PMTC(専門の器械を使ったクリーニング)を勧める医院もあり、その場合は別途費用がかかることがあります。
長期的な費用の考え方
ホワイトニングの効果は永久ではなく、色の後戻りがあるため、維持にかかる費用も含めて考えることが大切です[1][3]。
- オフィス:後戻りが気になったら、再度施術を受ける費用がかかる
- ホーム:マウスピースを再使用できれば、追加の薬剤費が中心になる[1]
- 共通:定期的なクリーニングや検診の費用
後戻りの早さは、食習慣や喫煙、セルフケアによって個人差があります。喫煙は効果が出にくく、後戻りが早まる大きな原因の一つとされています[1]。
ホワイトニングの効果と持続期間
ホワイトニングでどれだけ白くなるか、どのくらい続くかは、方法だけでなく歯の状態や生活習慣によって大きく異なります。
効果の個人差
オフィスは濃度の高い薬剤で短期間に、ホームは1〜2週間ほどかけて白くしていくのが一般的です[2]。
白くなる程度は、もともとの歯の色、着色の原因、歯質などによって変わります。薬剤による変色など、原因によっては効果が出にくいこともあります。期待できる変化は、診察時に歯科医師から説明を受けましょう。
効果の持続と後戻り
ホワイトニングの白さは永久ではなく、時間とともに戻ることがあります[3]。
日本歯科審美学会の指針では、処置後2週間ほどは色が多少戻り、その後は比較的安定するとされています[1]。NHSは、歯科医師のフォローを受けた場合、効果は3年程度続くこともあると説明しています[3]。持続期間には個人差があります。
白さを長持ちさせるメンテナンス
日々のケアと定期的なメンテナンスで、追加のホワイトニングの頻度を抑えやすくなります。
- 処置後24〜48時間は、カレー・コーヒー・赤ワインなどの着色しやすいもの、炭酸飲料や柑橘類などの酸性のものを避ける[1]
- 着色しやすい飲食物の後は、早めに水で口をすすぐ
- 数か月に一度、歯科医院で歯面清掃を受ける[1]
- 後戻りが気になったら、歯科医師と相談してタッチアップを行う[1]
値段以外で知っておきたい注意点
ホワイトニングを選ぶ際は、費用だけでなく、受けられない場合や副作用についても事前に理解しておくことが大切です。
ホワイトニングを受けられない・注意が必要な方
歯や全身の状態によっては、ホワイトニングを行えない場合があります。
- むし歯や歯周病がある方:先に治療することが望ましい[2]
- 無カタラーゼ症、妊娠中・授乳中の方、気管支喘息などの呼吸器疾患のある方、小児、光線過敏症の方[1]
- 知覚過敏がある方:事前に歯科医師と相談が必要
セラミックの被せ物や詰め物、コンポジットレジン(歯科用プラスチック)などの人工物は、ホワイトニングでは白くなりません[3]。前歯に人工物がある場合は、ホワイトニング後に色が合わなくなることがあるため、事前に相談しましょう。
副作用とリスク
ホワイトニングで最も多い副作用は、一時的な知覚過敏です。
| 副作用・リスク | 主な症状 | 対応 |
|---|---|---|
| 知覚過敏 | 冷たいものなどがしみる。施術中に30〜50%の人に起こると報告されています[2] | 使用を中止し、歯科医師に相談する[1] |
| 歯ぐきなどへの刺激 | 歯ぐき・舌・唇の痛み、灼熱感[1] | 使用を中止し、マウスピースや薬剤量を確認する |
| その他 | マウスピースによる吐き気、のどの痛み[1] | 歯科医師に相談する |
| 期待とのギャップ | 思ったほど白くならない | 事前に期待できる範囲を確認し、別の方法も検討する |
知覚過敏などの症状は、使用を中断すると1〜2日で消えることが多いとされています[1]。強い痛みや長引く症状がある場合は、早めに歯科医師に相談してください。
まとめ
ホワイトニングの費用は自由診療のため、方法や医院によって大きく異なります。日本歯科グループのホームホワイトニングは40,000円(公式サイト記載の料金、症例により別途費用あり)です。
比べる際は、表示価格だけでなく、費用に含まれる内容、後戻りへの対応、メンテナンス費用も確認しましょう。効果には個人差があり、副作用もあるため、歯の状態に合った方法を歯科医師と相談して選ぶことが大切です。
日本歯科札幌では、ホワイトニングをはじめとする審美治療(審美歯科)のご相談を承っています。治療前の疑問や不安をうかがい、方法や費用の内訳をご説明します。ホームホワイトニング以外の方法の費用は、詳しくは各院にお問い合わせください。
よくある質問
ホワイトニングに保険は使えますか?
ホワイトニングは見た目の改善を目的とした処置のため、健康保険は適用されず、全額自己負担の自由診療です。ただし、事前に必要なむし歯や歯周病の治療は、保険診療で行える場合があります。内訳は見積もりの段階で確認しましょう。
一番安いホワイトニングの方法はどれですか?
初回の費用だけで見ると、方法や医院によって異なるため一概にはいえません。後戻りへの対応や、追加の薬剤・再施術の費用も含めて比べることが大切です。歯の状態によって適した方法も変わるため、歯科医師に相談して選びましょう。
市販品やサロンのホワイトニングは安いけれど効果はありますか?
歯そのものの色を変える薬剤は、歯科医師の処方が必要な医療ホワイトニングで使われます。市販品やサロンの施術は、効果が低く、歯や歯ぐきを傷める可能性があると海外の公的機関も注意しています。白くしたい場合は、まず歯科医師に相談しましょう。
ホワイトニングの効果はどのくらい続きますか?
効果は永久ではなく、食習慣や喫煙、セルフケアによって個人差があります。処置後2週間ほどは色が多少戻り、その後は比較的安定するとされています。後戻りが気になったら、歯科医師と相談してタッチアップを行います。