Menu

ホームホワイトニングと歯医者のオフィスホワイトニングの違い|費用・効果・期間を比較

25

結論:ホームホワイトニングは、歯科医院で作るマウスピース(トレー)と歯科医師が処方する薬剤を使い、自宅で少しずつ歯を白くする方法です。オフィスホワイトニングは、歯科医院で濃度の高い薬剤を使い、短い期間で白さを目指す方法です[1][2]。どちらも歯科医療として行うもので、どちらが合うかは歯の状態や生活スタイルによって変わります。

この記事では、両者の違いを「施術場所・薬剤・期間・費用・リスク」の順に整理し、ホームホワイトニングを続けるコツと注意点を解説します。

ホームホワイトニングとは?歯医者が関わる自宅でのホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医師の診察と処方のもとで、自宅でトレーを装着して行うホワイトニングです[1][2]。市販品やサロンのサービスとは異なり、歯科医院が歯と歯ぐきの状態を確認したうえで始めます。

ホームホワイトニングの基本的な流れ

  1. カウンセリング・診察:歯の色や希望の白さを確認し、むし歯や歯周病がないか調べます。
  2. 型取り:歯型を取り、自分の歯に合う専用トレーを作ります。
  3. 使い方の説明:トレーの適合を確認し、薬剤の量や装着時間、注意点の説明を受けます。
  4. 自宅で実施:指示どおりにトレーへ薬剤を入れて装着します。
  5. 経過確認:色の変化やしみる症状の有無を歯科医院で確認します。

むし歯や歯周病がある場合は、先に治療しておくと安心です[1]。

歯科医院が関わる意味

歯科医院が関わる最大の意味は、ホワイトニングに向いているかどうかを事前に判断し、トラブル時にすぐ相談できることです。日本歯科審美学会の指針でも、ホワイトニングは歯科医師、または歯科医師の指導のもとで歯科衛生士が行う歯科医療と位置づけられています[2]。

一方で、大きなむし歯や広い範囲の詰め物がある歯、妊娠・授乳中の方、小児などは、ホワイトニングを控えるべき場合があります[2]。向き不向きは自己判断せず、歯科医師の診察で確認しましょう。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い

両者のいちばんの違いは「どこで・どの濃度の薬剤を・どれくらいの期間使うか」です。主な違いを表にまとめます。

項目 ホームホワイトニング オフィスホワイトニング
施術場所 自宅(歯科医師の処方・管理のもと) 歯科医院
主な薬剤 低濃度の薬剤(指針では10%過酸化尿素ジェルの記載)[2] 高濃度の過酸化水素(指針では35%の記載)[2]
期間の目安 1日1〜1.5時間ほどの装着を1〜2週間[1](2〜6週間とする資料もあります[3]) 短期間で効果が出やすい[1][2]
白くなり方 ゆっくり変化。全体の歯に使いやすい[2] 短時間で変化を感じやすい。部分的な処置も可能[2]
通院 型取り・説明・経過確認 施術ごとに来院

装着時間や期間は、使う薬剤や歯の状態によって歯科医師が指示します。両方を組み合わせる「デュアルホワイトニング」という方法もあります[2]。

薬剤の違い

ホワイトニングの薬剤は、過酸化水素や過酸化尿素が主な成分です[1]。オフィスでは濃度の高い過酸化水素を使うため、歯ぐきなどの軟らかい組織を保護しながら施術します[2]。ホームでは濃度の低い薬剤を、トレーを使って時間をかけて作用させます。

費用の考え方

ホワイトニングは見た目を整える目的の自由診療(保険適用外)で、費用は医院ごとに異なります[3]。

一般的な傾向として、ホームホワイトニングは初回にトレーの作製費と薬剤費がかかり、その後は薬剤の追加で続けられる場合があります。オフィスホワイトニングは施術1回ごとに費用がかかり、希望の白さまでに複数回かかることもあります。

静岡歯科のホームホワイトニングの費用は1回40,000円です(公式サイト記載の料金、症例により別途費用あり)。公式サイトでは、マウスピースの完成までに1週間程度かかり、1回2時間程度の装着を約2週間毎日続けるのが目安とされています。薬剤がなくなる頃に来院して色を確認し、希望があれば薬剤を追加で購入することもできます。主なリスクは知覚過敏や、人工物が白くならないことによる色の差です。詳しくはホームホワイトニングのページをご覧ください。オフィスホワイトニングの取り扱いや費用は、静岡歯科にお問い合わせください。

効果の持続と生活スタイルへの合わせやすさ

ホワイトニングの白さは永久ではなく、持続期間には個人差があります[2][3]。指針では、処置後2週間ほどは多少の後戻りがあり、その後は比較的安定するとされています[2]。後戻りした場合は、タッチアップ(追加のホワイトニング)で白さを整えることができます[2]。

ホームホワイトニングは、通院回数を抑えて自宅の空き時間に行えるため、仕事や子育てで忙しい方にも続けやすい方法です。ただし、決められた時間と期間を守ることが前提です。

ホームホワイトニングを効果的に行うコツ

効果を引き出すいちばんのコツは、歯科医師の指示どおりの量・時間・期間を守ることです。

  • 薬剤は適量を守る:多すぎると歯ぐきにあふれ、刺激の原因になります。
  • 歯みがき後に装着する:歯の表面をきれいにしてから使います。
  • 毎日の習慣にする:決まった時間に行うと続けやすくなります。
  • 着色しやすい飲食物に気をつける:コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどは着色の原因になりやすいため、摂った後は早めに口をすすぎましょう。
  • 喫煙を控える:タバコのヤニは歯の着色の原因になります。
  • 定期的にクリーニングを受ける:歯科医院のクリーニングで歯の表面の着色を落とせます[1]。

起こりうるトラブルと対処法

ホームホワイトニングで多い症状は、歯がしみる「知覚過敏」と、歯ぐきの刺激です[1][2][3]。

歯がしみるとき

ホワイトニング中に歯がしみる症状は、30〜50%の人に起こると報告されています[1]。しみたときはホワイトニングを中止し、歯科医師の指示に従います。通常は一時的で、中止すれば数時間から数日で治まるとされています[2]。薬剤の種類や装着時間の調整で対応できることもあるため、早めに相談しましょう。

歯ぐきに違和感があるとき

薬剤が歯ぐきに触れると、ひりひりしたり白っぽくなったりすることがあります[3]。薬剤の量を見直し、症状があれば装着を中止して歯科医院に相談してください。トレーが合っていないことも原因になるため、調整が必要な場合があります。

白くなりにくいとき

効果の出方には個人差があり、歯の色の原因によっても変わります。詰め物やかぶせ物、入れ歯などの人工物はホワイトニングで白くなりません[3]。また、神経を取った歯の変色や強いテトラサイクリン変色などは、通常のホワイトニングとは別の方法が検討されます[2]。予定の期間を過ぎても変化を感じにくい場合は、歯科医師に相談しましょう。

まとめ

  • ホームホワイトニングは、歯科医師の処方のもと自宅でトレーを使い、時間をかけて白くする方法です。
  • オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤を使い、短期間で白さを目指す方法です。
  • どちらも自由診療で、費用・回数・持続には個人差があります。
  • 知覚過敏や歯ぐきの刺激などのリスクがあるため、歯科医師に相談しながら進めることが大切です。

静岡歯科では、審美歯科としてホームホワイトニングのご相談を受け付けています。歯の状態を診察したうえで、ホワイトニングの方法や期間、リスク、費用についてご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

ホームホワイトニングは市販のホワイトニング用品と何が違いますか?

ホームホワイトニングは、歯科医師が診察したうえで薬剤を処方し、歯型に合わせたトレーを使う歯科医療です[1][2]。むし歯や歯周病の有無を確認してから始め、しみる症状などが出たときも歯科医院に相談できます。

ホームホワイトニングはどれくらいの期間で白くなりますか?

目安として、1日1〜1.5時間ほどの装着を1〜2週間続ける方法が紹介されています[1]。2〜6週間程度とする資料もあり[3]、薬剤や歯の状態によって変わります。期間や装着時間は歯科医師の指示に従ってください。

ホワイトニングで歯がしみたらどうすればよいですか?

いったん中止して、歯科医院に相談してください。しみる症状は通常一時的で、中止すると数時間から数日で治まるとされています[2]。薬剤や装着時間を調整して再開できる場合があります。

ホワイトニングに保険は使えますか?

ホワイトニングは見た目を整える目的の治療のため、自由診療(保険適用外)です。費用は医院によって異なるため、事前に確認しましょう。

差し歯や詰め物も白くなりますか?

ホワイトニングが作用するのは天然の歯で、かぶせ物や詰め物、入れ歯などの人工物の色は変わりません[3]。人工物の色を合わせたい場合は、作り直しなど別の方法を歯科医師と相談します。

参考情報

  1. 厚生労働省 オーラルケア啓発サイト「歯を白くしたい! ホワイトニングにも歯科健診は大切」
  2. 日本歯科審美学会「歯のホワイトニング処置の患者への説明と同意に関する指針」
  3. NHS「Teeth whitening」