結論:歯医者で受けるホワイトニングは保険外の自由診療で、値段は薬剤や方法によって医院ごとに異なります[1]。費用の内訳は、オフィスホワイトニングは施術ごと、ホームホワイトニングはトレー(マウスピース)と薬剤が中心で、両方を組み合わせるデュアルホワイトニングもあります[2]。どれがお得かは、必要な回数や白さを保つための費用によって変わるため、総額とリスクを確認して選ぶことが大切です。
この記事では、歯医者で受けられる3つのホワイトニングの特徴、一般的な費用の目安、比較のポイント、ホームホワイトニングの進め方を解説します。
歯医者で受けるホワイトニングの種類と特徴
歯医者で受けられるホワイトニングは、主にオフィス・ホーム・デュアルの3種類です[2]。
オフィスホワイトニング
歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が、濃度の高い過酸化水素を使って行う方法です[2]。歯ぐきを保護しながら施術し、短期間で効果が出やすいのが特徴です[2][3]。ただし、1回で希望の白さに届くとは限らず、複数回の通院が必要になることもあります[4]。
ホームホワイトニング
歯型に合わせて作ったトレーに、歯科医師が処方した低濃度の薬剤を入れ、自宅で装着する方法です[2][3]。目安は1日1〜1.5時間ほどの装着を1〜2週間です[3]。効果はゆっくり現れますが、自宅で進められるため通院の時間を取りにくい方も続けやすい方法です。
デュアルホワイトニング
オフィスとホームを組み合わせる方法です[2]。両方の費用がかかるため、どちらか一方だけの場合と比べて、期待できる違いと費用を説明してもらって選びましょう。すべての人に併用が必要なわけではありません。
歯医者でのホワイトニングの値段の目安
歯医者のホワイトニングは自由診療で、全国一律の料金はありません[1]。オフィスホワイトニングやデュアルホワイトニングの費用は医院によって異なるため、個別に確認が必要です。
日本歯科札幌を含む日本歯科グループでは、ホームホワイトニングの費用を40,000円(公式サイト記載の料金、症例により別途費用あり)としています。内容は日本歯科グループのホームホワイトニングのページで確認できます。オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングの取り扱いや費用は、詳しくは各院にお問い合わせください。
同じ「1回」でも、処置する歯の範囲(前歯のみか上下全体か)や、診察・クリーニングが含まれるかは医院によって異なります。低価格のキャンペーンなどは、対象範囲や条件を事前に確認しましょう。
オフィスとホーム、どちらがお得?比較のポイント
どちらがお得かは一概にはいえず、「必要な回数」「白さを保つための費用」「通院の負担」を含めた総額で考えることが大切です。
| 比較項目 | オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング |
|---|---|---|
| 効果の出方 | 短期間で出やすい[2][3] | ゆっくり。1〜2週間が目安[3] |
| 費用の内訳 | 施術ごとに費用 | 初回にトレーと薬剤。追加は薬剤代 |
| 通院 | 施術ごとに来院 | 型取り・説明・経過確認 |
| 手間 | 医院で施術を受ける | 毎日の装着と自己管理が必要 |
| 部分的な処置 | 可能[2] | 全体の歯に使いやすい[2] |
白さの持続には個人差がある
ホワイトニングの白さは永久ではなく、持続期間には個人差があります[2][5]。処置後2週間ほどは多少の後戻りがあり、その後は比較的安定するとされています[2]。色が戻ってきたら、タッチアップ(追加のホワイトニング)で整えることができます[2]。維持にかかる費用も、事前に確認しておきましょう。
目的に合わせて選ぶ
- 予定に合わせて短期間で白さを目指したい:オフィスホワイトニングが選ばれることが多い方法です。
- 通院を減らして自宅でじっくり進めたい:ホームホワイトニングが合う場合があります。
- どちらか迷う:歯の状態や色の原因によって合う方法が違うため、診察で相談しましょう。
ホームホワイトニングを選ぶときのポイント
ホームホワイトニングを始める前に、歯科医院での診察を受けることが大切です。
事前の診察で向き不向きを確認する
むし歯や歯周病、知覚過敏がある場合は、先に治療しておくと安心です[1][3]。また、大きなむし歯や広範囲の詰め物がある歯、妊娠・授乳中の方、小児などは、ホワイトニングを控えるべき場合があります[2]。
歯型に合うトレーを使う
歯科医院では歯型を取り、自分の歯に合うトレーを作ります。トレーが合っていると、薬剤が歯の表面に行き渡りやすく、歯ぐきにあふれにくくなります。違和感があれば医院で調整できます。
薬剤は歯科医師の処方に従う
ホワイトニングの薬剤の主成分は、過酸化水素や過酸化尿素です[3]。歯科医師が歯の状態に合わせて薬剤を選び、使い方を指示します。市販品やサロンの製品は効果が低いことがあり、歯や歯ぐきを傷めるおそれがあると指摘されています[5]。
ホームホワイトニングの流れと実施方法
ホームホワイトニングは「診察・型取り→トレーと薬剤の受け取り→自宅での実施→経過確認」の順で進みます。
1. 診察とトレーの作製
歯科医師が口の中を診察し、むし歯や歯周病がないか確認したうえで型取りを行います。完成したトレーと薬剤を受け取るときに、使い方の説明を受けます。不明点はこの時に確認しておきましょう。
2. 自宅での実施
- 歯をみがいて清潔にする
- トレーに指示された量の薬剤を入れる
- トレーを装着し、指示された時間だけ装着する
- 外した後、トレーを洗い、口をすすぐ
装着中は飲食や喫煙を避けましょう。装着時間は薬剤によって異なるため、歯科医師の指示を守ってください。
3. 注意点とリスク
- しみる症状:施術中にしみる症状は30〜50%の人に起こると報告されています[3]。しみたら中止して歯科医師の指示に従います。通常は一時的で、数時間から数日で治まるとされています[2]。
- 歯ぐきの刺激:薬剤が歯ぐきに触れると刺激が出ることがあります[5]。
- 人工物:詰め物やかぶせ物は白くならず、色の差が目立つことがあります[4][5]。
- 着色:コーヒー、赤ワイン、カレーなど色の濃い飲食物や喫煙は控えめにしましょう。
まとめ
- 歯医者のホワイトニングは自由診療で、値段は方法や医院によって異なります。
- オフィスは施術ごと、ホームはトレーと薬剤が中心と、費用の内訳が違います。
- どちらがお得かは、回数や維持費用を含めた総額で比べることが大切です。
- しみる症状などのリスクや白さの持続の個人差も、事前に確認しましょう。
日本歯科札幌では、審美治療(審美歯科)のご相談を受け付けています。歯の状態を診察したうえで、ホワイトニングの方法・期間・リスク・費用をご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
歯医者のホワイトニングに保険は使えますか?
ホワイトニングは保険外診療です[1]。費用は薬剤や方法によって医院ごとに異なるため、期間や想定される効果とあわせて事前に説明を受けましょう[1]。
オフィスとホーム、どちらがお得ですか?
一概にはいえません。オフィスは施術ごとに費用がかかり、ホームは初回のトレーと薬剤が中心です。必要な回数や白さを保つための費用を含めた総額で比べましょう。
オフィスホワイトニングは1回で白くなりますか?
1回で変化を感じる方もいますが、希望の白さに届くとは限りません[4]。必要な回数は歯の色や変色の原因によって異なります。
ホームホワイトニングはどれくらいで白くなりますか?
1日1〜1.5時間ほどの装着を1〜2週間続ける方法が目安として紹介されています[3]。変化の速さには個人差があり、装着時間や期間は歯科医師の指示に従います。
差し歯や詰め物も白くなりますか?
ホワイトニングで白くなるのは天然の歯だけで、差し歯や詰め物などの人工物の色は変わりません[4][5]。色の差が気になる場合は、作り直しなどを歯科医師と相談しましょう。