結論:オフィスホワイトニングは保険外の自由診療で、費用は医院・薬剤・処置の範囲によって異なります[1]。総額は「1回の料金×希望の白さまでの回数」に、事前の診察やクリーニング、維持のための費用を加えて考えます。1回で希望の色になるとは限らないため、追加の判断時期と費用を事前に確認することが大切です[4]。
この記事では、オフィスホワイトニングの仕組み、費用の考え方と一般的な目安、回数の考え方、ホームホワイトニングとの比較、費用を確認するときのポイントを解説します。
オフィスホワイトニングとは?仕組みと特徴
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が行うホワイトニングです[2]。濃度の高い過酸化水素を歯に塗り、歯ぐきなどを保護しながら施術するため、短時間で効果が出やすいのが特徴です[2][3]。光を当てて薬剤の反応を促す方法もあります。
- 短期間で変化を感じやすい:結婚式など予定に合わせたい方に向いています。
- 部分的な処置もできる:特定の歯だけに行うことも可能です[2]。
- しみる症状が出ることがある:施術中にしみる症状は30〜50%の人に起こると報告されています[3]。
オフィスホワイトニングの費用の考え方
オフィスホワイトニングの費用は、医院ごとに設定される自由診療の料金で、全国一律の価格はありません[1]。具体的な費用は各医院へお問い合わせください。
費用が変わる主な要素
| 要素 | 確認する内容 |
|---|---|
| 処置の範囲 | 前歯だけか、上下全体か、何本含むか |
| 薬剤・機器 | どの薬剤やシステムを使うか、なぜその方法が合うのか |
| 回数の単位 | 「1回」が1回の来院か、1回の薬剤塗布か |
| 含まれる内容 | 診察、クリーニング、知覚過敏への対応、経過確認が含まれるか |
| 中止・変更時 | しみて中止した場合や日程変更の扱い |
料金が高い方法ほど誰にでも合うというわけではありません。歯の状態や希望の白さによって適した方法は異なるため、カウンセリングで使用する方法とその理由を説明してもらいましょう。
必要な回数と総額の考え方
希望の白さに届くまでの回数は、もともとの歯の色や変色の原因、希望する白さによって個人差が大きく、事前に決まった回数を約束できるものではありません[2][4]。
回数が人によって違う理由
- 変色の原因:加齢による黄ばみなどは対象になりやすい一方、強いテトラサイクリン変色(抗生物質による変色)はホワイトニングを控える対象とされています[2]。
- 人工物の有無:詰め物やかぶせ物は白くなりません[4][5]。
- しみる症状:症状が出た場合は中止し、歯科医師の指示に従います[2]。間隔をあけて再開することもあります。
総額を確認するポイント
総額は「1回の料金×回数」だけでなく、事前の診察やクリーニング、維持のための費用も含めて考えます。見積もりでは次の点を確認しましょう。
- 何回目の時点で効果を評価し、追加を判断するか
- 追加する場合の1回あたりの費用
- 回数をまとめた契約の場合、途中で中止したときの精算方法
- 白さを保つためのタッチアップ(追加のホワイトニング)の費用
なお、ホワイトニングの白さは永久ではなく、持続期間には個人差があります[2][5]。処置後2週間ほどは多少の後戻りがあり、その後は比較的安定するとされています[2]。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの比較
オフィスは「短期間で変化を感じやすい」、ホームは「自宅でじっくり進める」方法で、費用の内訳も異なります。
| 比較項目 | オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング |
|---|---|---|
| 行う場所 | 歯科医院 | 自宅(歯科医師の処方・管理のもと) |
| 薬剤 | 高濃度の過酸化水素[2] | 低濃度の薬剤(過酸化尿素など)[2] |
| 効果の出方 | 短期間で出やすい[2][3] | 1日1〜1.5時間ほどの装着を1〜2週間が目安[3] |
| 費用の内訳 | 施術ごとに費用がかかる | トレー作製と薬剤が中心。追加は薬剤代 |
| 通院 | 施術ごとに来院 | 型取り・説明・経過確認 |
両方を組み合わせる「デュアルホワイトニング」という方法もあります[2]。ただし、すべての人に併用が必要なわけではありません。どちらか一方だけの場合と比べて、期待できる違いと費用を説明してもらって選びましょう。
費用だけで選ばないためのポイント
ホワイトニングを選ぶときは、価格だけでなく、診察の有無、リスクの説明、トラブル時の対応も確認することが大切です。
事前の診察で向き不向きを確認する
むし歯や歯周病、知覚過敏がある場合は、先に治療しておくと安心です[1][3]。大きなむし歯や広範囲の詰め物がある歯、妊娠・授乳中の方、小児などは、ホワイトニングを控えるべき場合があります[2]。
リスクと代わりの方法を確認する
オフィスホワイトニングでは、一時的に歯がしみる、歯ぐきに刺激が出るといった症状が起こることがあります[3][5]。表面の着色が気になるだけなら、歯科医院のクリーニングで改善する場合もあります[3]。目的に合う方法を歯科医師と相談しましょう。
市販品やサロンとの違いを知る
英国の公的医療機関NHSは、サロンや薬局・通販のホワイトニングは効果が低いことがあり、歯や歯ぐきを傷めるおそれがあると注意を促しています[5]。安さだけで選ばず、歯科医院で相談しましょう。
まとめ
- オフィスホワイトニングは自由診療で、費用は医院・薬剤・処置範囲によって異なります。
- 総額は「1回の料金×回数」に、診察・クリーニング・維持の費用を加えて考えます。
- 必要な回数や白さの持続には個人差があり、結果を約束できるものではありません。
- しみる症状などのリスクも含めて、見積もりと説明を受けてから選びましょう。
日本歯科グループの公式サイトでは、ホワイトニングの料金としてホームホワイトニング40,000円(公式サイト記載の料金、症例により別途費用あり)を掲載しています。オフィスホワイトニングの取り扱いや費用は、詳しくは各院にお問い合わせください。ホームホワイトニングの内容は日本歯科グループのホームホワイトニングのページをご覧ください。日本歯科グループでは、審美治療(審美歯科)のご相談を受け付けています。歯の状態を診察したうえで、ホワイトニングの方法・期間・リスク・費用をご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
オフィスホワイトニングに保険は使えますか?
ホワイトニングは保険外診療のため、保険は使えません[1]。費用は使用する薬剤や施術方法によって異なるため、期間や想定される効果とあわせて事前に説明を受けましょう[1]。
オフィスホワイトニングは1回で白くなりますか?
1回で変化を感じる方もいますが、希望の白さに届くとは限りません[4]。必要な回数は歯の色や変色の原因によって異なるため、追加の判断時期と費用を事前に確認しましょう。
オフィスとホーム、費用はどちらが安いですか?
医院の料金設定や必要な回数によって変わるため、一概にはいえません。オフィスは施術ごと、ホームはトレーと薬剤が中心という費用の内訳の違いを理解し、総額で比べることが大切です。
白さはどれくらい持ちますか?
持続期間には個人差があり、予測は難しいとされています[2]。色が戻ってきたら、タッチアップ(追加のホワイトニング)で整えることができます[2]。
施術中や施術後にしみることはありますか?
施術中にしみる症状は30〜50%の人に起こると報告されています[3]。通常は一時的で、中止すれば数時間から数日で治まるとされています[2]。症状が出たら我慢せずに伝えてください。